特記事項: Quad FastEthernet デバイスドライバ

/etc/system ファイル内のパラメタの設定

システムのすべての SUNW,qfe デバイスに対して qfe ドライバパラメタを設定し、かつシステムの再起動後もパラメタ変数が有効になるようにするには、/etc/system ファイルにパラメタ変数を入力します。システムを再起動すると、/etc/system ファイルが読み取られ、オペレーティングシステムのカーネルの qfe モジュールにパラメタ変数が設定されます。

/etc/system ファイルに設定することができるパラメタを以下に示します。

表 2-9 /etc/system ファイルに設定する変数

パラメタ 

値 

ipg1

qfe_ipg1

ipg2

qfe_ipg2

use_int_xcvr

qfe_use_int_xcvr

pace_size

qfe_pace_size

adv_autoneg_cap

qfe_adv_autoneg_cap

adv_100fdx_cap

qfe_adv_100fdx_cap

adv_100hdx_cap

qfe_adv_100hdx_cap

adv_10fdx_cap

qfe_adv_10fdx_cap

adv_10hdx_cap

qfe_adv_10hdx_cap

lance_mode

qfe_lance_mode

ipg0

qfe_ipg0

ドライバのパラメタの値と定義で説明されているこれらのパラメタ値は、システム内のすべての SUNW,qfe デバイスに適用することができます。


注 -

/etc/system ファイルは、今後使用されなくなる予定です。このファイルは、動的再構成 (DR: Dynamic Reconfiguration) に対応していません。


/etc/system ファイルにパラメタを設定する
  1. スーパーユーザーになります。

  2. /etc/system ファイルに必要な行を追加します。たとえば、ipg1ipg2 パラメタを設定するには、/etc/system ファイルに以下の変更を加えます。


    set qfe:qfe_ipg1 = 10
    set qfe:qfe_ipg2 = 5
    

  3. /etc/system ファイルを保存します。

  4. すべてのファイルを保存してすべてのプログラムを終了し、ウィンドウシステムを終了します。

  5. スーパーユーザーのプロンプトに対して init 6 と入力し、システムを再起動します。