Expert3D グラフィックスアクセラレータには、fbconfig と SUNWifb_config の 2 つの設定ユーティリティーがあります。
fbconfig ユーティリティーは一般的なコマンド行インタフェースのツールで、フレームバッファーの属性を表示および設定できます。fbconfig は、Expert3D のほか、Creator3D と Elite3D の設定にも使えます。
fbconfig ユーティリティーでは次のことができます。
インストール済みのフレームバッファーの一覧とデバイス毎に使用できる設定ユーティリティーの一覧の表示
SUNWifb_config ユーティリティーで使用できるすべての機能
詳細は fbconfig のマニュアルページを参照してください。
SUNWifb_config ユーティリティーは、Expert3D 固有のユーティリティーです。他のフレームバッファーの設定には使えません。SUNWifb_config ユーティリティーによって、以下の指定が可能です。
画面解像度の変更
画像表示形式の種類 (リニアまた非リニア)
8 ビット擬似カラー画像 (オーバーレイ画像) を使用するかどうか
表示画像リスト中で、リニア画像を非リニア画像より前に表示させるかどうか
デフォルトの表示画像の設定方法
OpenGL 画像のサポート方法
サーバーオーバーレイ画像 (SOV) が有効かどうか
スレーブモードを有効にして、フレームバッファーからの映像が接続されたディスプレイの映像と同期するようにする
立体表示モードを有効にする
フレームバッファーのメモリーの、ウィンドウの高速化蓄積バッファーへの配置
ガンマの値、またはガンマ補正テーブルを含むファイルの指定による構成可能ガンマ補正
詳細は、SUNWifb_config のマニュアルページを参照してください。