Sun フレームバッファー使用の手引き

sbus-probe-list の変更

以下の手順で、sbus-probe-list を変更します。


注意 - 注意 -

以下に示した手順は、SunOSTM ソフトウェアに精通したユーザーを対象としています。モニターが 1 台だけの場合や、sbus-probe-list を変更する必要がない場合には、この手順を無視してください。eeprom コマンドの入力後に表示されるシステム情報を変更すると、システムの構成が変更されます。


sbus-probe-list を変更する
  1. スーパーユーザーになり、以下を入力してください。


    # eeprom sbus-probe-list=0xyz (システムが SPARCstation
    10 の場合は fwxyz)

    xyz または wxyz は、SBus スロットを調べる順序です。

    SPARCclassic、SPARCstation IPX、SPARCstation LX の構成では、0312 は SBus スロット 3 (システムボード上のフレームバッファー) を最初に調べ、その後に SBus スロット 1、2 の順に調べます。以下に入力例を示します。


    # eeprom sbus-probe-list=0312

    図 9-1 sbus-probe-list の書式

    Graphic

eeprom sbus-probe-list 中の 0 を除いた最左端の文字は、最初に調べられるデバイスを示します。これは物理的な位置に関わらず、コンソールデバイスとなります。


注 -

SPARCstation 10 または SPARCstation 20 システムを使用している場合は、 sbus-probe-list の最左端の文字は CPU のために予約されている f (0 ではなく) になります。


  1. モニターが、コンソールとして認識されているフレームバッファーに接続されていることを確認してください。

  2. システムを再起動し、変更を有効にします。