audiotest のコマンド行構文
/opt/SUNWvts/bin/audiotest 標準引数 -o dev=/dev/sound/ユニット番号,I=/dev/入出力制御デバイス,M,L,Q,S,T=ループバックテストタイプ,
X,E,LE,CD,CDD=CD_デバイス名,CDT=トラック番号,CDG=再生利得,CDL=再生時間,
W,MF=ファイル名,TF=ファイル名
表 5-4
audiotest のコマンド行構文
引数
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説明
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dev=/dev/オーディオ
デバイス
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テストするオーディオデバイスを指定します。デフォルトは dev=/dev/audio です。
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I=/dev/入出力制御
デバイス
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テストするオーディオ入出力制御デバイスを指定します。デフォルトは /dev/audioctl です
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M
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音楽再生テストを有効にします。
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L
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ループバックテストを有効にします。
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Q
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音質テストを有効にします。終了後に特別な状態メッセージが表示されること以外は、L オプションと同じ働きをします。
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S
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スピーカーボックスの制御テストを有効にします。
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T=ループバックテスト
タイプ
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ループバックテストのタイプを指定します。以下の値から選択することができ、デフォルトは 1 です。
注 - テストタイプ 0 は、CS4231 オーディオが実装されているシステムで常にデフォルトで実行されます。テストタイプ 3、4 は、特別なハードウェアを必要とし、製造センターや特別なテスト施設で使用されます。必要とされるハードウェアがない場合は、これらのテストを実行しないでください。
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X
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オーディオクリスタルテストを有効にします。
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E
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エラーが発生してもテストを継続します。
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LE
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エラー時にループします。連続ループで信号データが再生されます。
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CD
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cdtest を有効にします。これは、CD-ROM ドライブを内蔵しているシステム用です。このテストの実行前に、音楽トラックのある CD-ROM をセットしておきます。
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CDD=CD デバイス名
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CD-ROM ドライブの raw デバイス名を指定します。デフォルトは CDD=/dev/rdsk/c0t6d0s0 です。
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CDT=番号
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再生する CD-ROM の曲番号を指定します。デフォルトでは、ディスク上の 1 曲目を再生します
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CDG=再生利得
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CD 再生テストの再生利得 (0〜255) を指定します。デフォルトは 120 です。
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CDL=再生時間
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CD 再生テストを実行する秒数を指定します。デフォルトは 30 秒です。
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W
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ループバックテスト中に警告メッセージを表示します。
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MF=ファイル名
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オプションの音楽ファイルを選択します。
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TF=ファイル名
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オプションの許容誤差ファイルを指定します。
注 - 許容誤差ファイルは、製造センターや特別なテスト施設で使用します。許容誤差ファイルの形式の知識がない場合は、このオプションは使用しないでください。
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注 - 64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。