SunVTS 4.1 テストリファレンスマニュアル

enatest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/enatest 標準引数 -o dev=デバイス名, disk_access=enable|disable,disks=disk1:disk2:disk3:...diskn,disp=enable|disable, esfunc=enable|disable,conn=enable|disable,delay=delay_in_seconds

表 15-6 enatest コマンド行構文

引数 

説明 

dev=device_name

格納装置内の SES デバイス名を指定します。 

disk_access=enable|disable

ディスクへのアクセスを有効または無効にします。 

disks=disk1:disk2:disk3:... diskn

disks_access オプションを有効にしてアクセスしようとする格納装置内のディスクを、コロン (:) で区切って指定します。disks オプションが省略された場合は、格納装置内のすべてのディスクがアクセスされます。

disp=enable|disable

格納装置の構成装置に関する詳細な状態情報を表示するには、このオプションを有効にします。 

esfunc=enable|disable

格納装置サービスに対する機能テストを有効または無効にします。 

conn=enable|disable

ホストへの接続に関する情報を表示します。 

delay=テストパスの間

テストを繰り返す場合は、次のパスまでの最小間隔を指定します。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。