/opt/SUNWvts/bin/qlctest 標準引数 -v -o dev=デバイス名,run_connect=Yes|No,selftest=Enable|Disable, mbox=Enable|Disable,checksum=Enable|Disable,ilb_10=Enable|Disable, ilb=Enable|Disable,elb=Enable|Disable,xcnt=0xtransfer_count, icnt=繰返し回数, lbfpattern=0xpattern
表 37-3 qlctest のコマンド行構文
引数 |
説明 |
---|---|
dev |
テストするデバイス名を指定します。 |
run_connect=Yes|No |
run_connect が YES に設定されている場合、qlctest はテスト対象のポートが記憶装置に接続されると実行されます。ポートが記憶装置に接続されていないと、このオプションは無効です。 |
selftest= Enable|Disable |
自己診断コマンドを有効または無効にします。ISP ハードウェアの機能が評価されます。 |
mbox=Enable|Disable |
メールボックスのループバックコマンドを有効または無効にします。データパターンをメールボックスに書き込んだ後、それらをもう一度出力メールボックスから読み取り、データが正しいことを検証します。 |
checksum= Enable|Disable |
検査合計コマンドを有効または無効にします。実装されているファームウェア上で内部検査合計テストを実行します。このテストでは、カード上の RISC RAM が完全に機能していることと、実装されたファームウェアがもとの状態のままであることを確認します。RISC RAM の簡易 RAM 検証も行います。 |
ilb_10=Enable|Disable |
内部 10 ビットテストを有効または無効にします。ホストアダプタ ISP ハードウェアの内部ループバックテストを 10 ビットインタフェースで実行します。 |
ilb=Enable|Disable |
内部 1 ビットテストを有効または無効にします。ホストアダプタ ISP ハードウェアの内部ループバックテストを 1 ビットインタフェースで実行します。 |
elb=Enable|Disable |
外部ループバックテストを有効または無効にします。テストパラメタメニューを使用して、データパターン、転送データ長、繰返しの回数が選択できます。この Intervention テストにはケーブルが必要です。 |
xcnt=0xtransfer_count |
転送するパケットサイズを制御します (例 0x10000)。 |
icnt=繰返しの回数 |
ループバックテストを実行する回数を制御します (例 100)。 |
lbfpattern=0xpattern |
ループさせるデータパターンを指定します (例 0x7E7E7E7E)。 |
64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/ テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」 を参照してください。