sundials テストは、SunDialsTM グラフィックス操作デバイス制御が正しく機能するかどうかを検査します。また、ダイヤルボックスとシリアルポートとの接続も検査します。
sundials と sunbuttons を同時に実行しないでください。
このテストを実行するには、SUNWvtsol パッケージをインストールしてください。
SunDials の機能は、以下のいずれかの方法で検査することができます。
.customtest ファイルを編集し、SunDials をテストします。
.customtest ファイルへの sundials 用のエントリ例を以下に示します。
sundials;sundials;text<TEXT|20|-s|> |
.customtest ファイルは 2 カ所にあります。使用している Solaris 環境に対応する .customtest ファイル (/opt/SUNWvts/bin ディレクトリにある 32 ビット用または /opt/SUNWvts/bin/sparcv9 ディレクトリにある 64 ビット用) を編集してください。
コマンド行から sundials を実行すると、ダイヤルボックスを画面表現したもの (図 47-1 参照) を表示する対話型テストが開始されます。各ダイヤルを動かして、対応する表示が変わることを確認することができます。
ダイヤルボックスがシリアルポートの 1 つに接続され、電力変圧器があることを確認します。
対話型テストを実行するには、ウィンドウの一番上にある Diagnostics ボタンを選択します。診断テストを実行している間は、画面のダイヤルボックスのダイヤルは動きません。
図 47-1 は、sundials のテストダイアログボックスです。このテストには、オプションダイアログボックスはありません。
テストモード |
サポート |
説明 |
---|---|---|
接続テスト |
× |
サポートされていません。 |
機能テスト (オフライン) |
○ |
このモードは、ダイアルボックスとシリアルポートの接続を検査します。また、操作デバイスのすべてのコントロール機能も検査します。 |
機能テスト (オンライン) |
× |
サポートされていません。 |
/opt/SUNWvts/bin/sundials diag 標準引数
64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。