SunVTS 4.1 テストリファレンスマニュアル

tapetest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/tapetest 標準引数 -o dev=デバイス名,s=ブロック数, d=密度,m=モード,l=長さ,method=method,ft=enables|disables,ret=enables|disables, dat=DATの種類,8mm=8mm の種類,num=マガジンサイズ,blocksize=ブロックサイズ

表 52-3 tapetest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=デバイス名

テストするテープドライブのデバイス名を指定します (必須)。

s=ブロック数

テストするブロック数を指定します。 

d=密度

使用するテープの記録密度を指定します。 

m=モード

write_read または read_only のテストを有効にします。 

l=長さ

テストする長さを指定します。EOT、Specified、Long、Short のうちの 1 つを指定します。 

method=方法

操作のテスト方法として、SyncI/O または AsyncI/O を指定します。 

ft=enables/disables

ファイルテストを有効または無効にします。 

ret=enables/disables

テープの巻き具合いの均等化を、有効または無効にします。 

dat=DAT 種類

DAT (デジタルオーディオテープ) ドライブをテストする場合は、DAT (通常の DAT ドライブ) または DAT_Stacker (DAT スタッカ) を指定します。

8mm=8mm 種類

8 mm テープドライブをテストする場合は、8 mm (通常の 8 mm テープ)、または 8mm_Library (8 mm テープライブラリ) を指定します。

num=マガジンサイズ

テープライブラリをテストする場合は、マガジンサイズを指定します。 

blocksize=ブロックサイズ

Tandberg QIC テープドライブをテストする場合は、使用する転送サイズ (512 バイトまたは 64 K バイト)を指定します。ドライブで旧式のテープ媒体を使用する場合は、512 バイトを選択します。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。