次の機能は Solaris 8 6/00 ソフトウェアリリースで更新されました。
この章では、グラフィカル・ワークスペース・マネージャとウィンドウリストの使い方を説明します。
グラフィカル・ワークスペース・マネージャを使用して、ワークスペースの制御パネルを操作することができます。このパネルには、デスクトップ上にある各ワークスペースを縮小した絵が入っているウィンドウが表示されます。グラフィカル・ワークスペース・マネージャでは、ワークスペースを作成、削除、名前の変更、タイル状に表示、または階層化して表示することができます。アプリケーションウィンドウは (ワークスペース内またはワークスペース間で) 移動、終了、アイコン化、または最大化できます。
「ワークスペース (Workspace)」をクリックすると、図 3-2 のようなメニューが表示されます。
ワークスペースの追加 (Add Workspace) - 新しいワークスペースを追加します。「ワークスペースの追加 (Add Workspace)」を選択し、「Enter new workspace name」フィールドに新しいワークスペースの名前を入力します。「了解」をクリックします。
ワークスペースの削除 (Delete Workspace) - ワークスペースを削除します。
名前の変更 (Rename) - 既存のワークスペースの名前を変更します。ダイアログボックスに新しい名前を入力します。
ワークスペースの切り替え (Switch To Workspace) - 希望するワークスペースに移動します。
すべてのウィンドウを階層化して表示 (Cascade All Windows) - ワークスペース内にあるすべてのトップレベルのウィンドウを、見やすくなるように階層化して重ねて表示します。
すべてのウィンドウをタイル状に表示 (Tile All Windows) - すべてのトップレベルのウィンドウを 1 つのワークスペース内に垂直方向または水平方向にタイル状に並べて表示します。
アイコン化/復元 (Minimize/Restore) - ウィンドウをアイコン化したり、フルサイズに戻したりします。
ウィンドウを閉じる (Close Window) - 閉じたいウィンドウをクリックします。
アプリケーションを終了 (Terminate Application) - 終了したいアプリケーションをクリックします。
ワークスペースに移動 (Move to Workspace) - 異なるワークスペースにウィンドウを移動します。
配置するワークスペース (Occupy Workspace) - ウィンドウをワークスペースに追加します。
このワークスペースから消去 (Unoccupy Workspace) - ウィンドウをワークスペースから削除します。
オプション (Options) メニューには、以下のメニューが表示されます。
ワークスペースの表示 (Show Workspaces) - 一度に表示するワークスペースの個数を選択します。
ウィンドウリストアプリケーションは、デスクトップ上にあるすべてのトップレベルのウィンドウのリストを表示します。
ウィンドウリストは、すべてのトップレベルのウィンドウについてのさまざまな情報をリスト形式で提供します。
ウィンドウに移動 (Go To Window) - 選択したアプリケーションウィンドウに移動します。
このワークスペースに移動 (Get Window) - 選択したウィンドウを現在のワークスペースに移動します。
奥へ (Lower) - 選択したウィンドウをウィンドウスタックの一番下に移動します。
アイコン化 (Minimize) - 選択したウィンドウをアイコン化します。
選択したワークスペースに移動 (Move To Workspace) - 選択したすべてのウィンドウを現在のワークスペースから選択したワークスペースに移動します。
配置するワークスペース (Occupy Workspace) - 選択したウィンドウを配置するワークスペースを指定することができます。
このワークスペースから消去 (Unoccupy Workspace) - 現在複数のワークスペースにまたがっているウィンドウにのみ使用できます。ウィンドウをワークスペースから削除します。
ワークスペース中のすべてを階層化して表示 (Cascade All in Workspace) - 現在のワークスペース内にあるアイコン化していないすべてのウィンドウを、階層化して重ねて表示します。
ワークスペース中のすべてをタイル状に表示 (Tile All in Workspace) - 現在のワークスペース内にあるすべてのアイコン化していないウィンドウを垂直方向または水平方向にタイル状に並べて表示します。1 つの画面ですべてのウィンドウを表示できるようにウィンドウのサイズが変更され、並べて表示されます。
オプション (Option) メニューには、以下のメニューが表示されます。
ソート (Sort Windows) - ウィンドウを、「ワークスペース名 (Workspace Name)」、「ウィンドウタイトル (Window Title)」、「アプリケーション (Application Type)」、または「状態 (Window Class)」のどれでソートするかを選択できます。
オプション... (Display Options) - 表示するカラムを設定する、「オプション」ダイアログを表示します。また、「ウィンドウリスト (Window List)」で選択した項目をダブルクリックしたときに実行されるデフォルトのアクションも表示されます。図 3-6 を参照してください。