Solaris モジューラデバッガ

mdb_get_xdata()

ssize_t mdb_get_xdata(const char *name, void *buf, size_t nbytes);

name で指定されたターゲットの外部データバッファの内容を、buf で指定されたバッファの中に読み取ります。buf のサイズは nbytes パラメタで指定します。nbytes を超えるバイト数は呼び出し元のバッファにコピーされません。成功すると読み取った合計バイト数が返され、エラーが発生すると -1 が返されます。呼び出し元が、指定した特定のバッファのサイズを決定する必要がある場合は、buf を NULL に、nbytes をゼロに指定します。この場合、mdb_get_xdata() はバッファの合計サイズをバイト単位で返しますが、データは読み取りません。外部データバッファを使用することで、モジュールの作成者は、モジュール API を通して他の方法ではアクセスできないターゲットデータにアクセスすることができます。現在のターゲットによってエクスポートされた指定されたバッファのセットは、::xdata 組み込み dcmd を使用して参照できます。