Solaris 8 オペレーティング環境の概要

モジューラデバッガ

モジューラデバッガ (mdb) は、動作中のオペレーティングシステム、オペレーティングシステムのクラッシュダンプ、ユーザープロセス、ユーザープロセスのコアダンプ、およびオブジェクトファイルの低レベルデバッグと編集を行う、拡張性のある新しいユーティリティです。mdb は、相当に最適化されたプログラム、デバッグ情報が削除されたプログラム、それ自体が低レベルのデバッグツールであるプログラムなどのための複雑なソフトウェアシステム (オペレーティングシステムなど) をデバッグする、全面的にカスタマイズが可能な環境を提供します。mdb は、開発者が事後分析情報にしかアクセスできない顧客状況も処理します。

詳細は、『Solaris モジューラデバッガ』と mdb(1) のマニュアルページを参照してください。