いくつかの proc ツールにおいては、活動状態のプロセスだけでなくプロセスのコアファイルも検査するように機能が拡張されました。proc ツールとは、/proc ファイルシステムの機能を操作するためのユーティリティです。
Solaris 8 では、コマンド行でコアファイル名を指定することにより /usr/proc/bin/pstack、pmap、pldd、pflags、および pcred ツールをコアファイルに適用できます。これは、これらのコマンドにプロセス ID を指定する方法に似ています。次に例を示します。
$ ./a.out Segmentation Fault(coredump) $ /usr/proc/bin/pstack ./core core './core' of 19305: ./a.out 000108c4 main (1, ffbef5cc, ffbef5d4, 20800, 0, 0) + 1c 00010880 _start (0, 0, 0, 0, 0, 0) + b8 |
proc ツールを使用してコアファイルを調べる方法については、proc(1) のマニュアルページを参照してください。