Sun Enterprise 10000 IDN 構成マニュアル

IDN インタフェースを構成する

IDN インタフェースを構成する方法は、他のネットワークインタフェースと同じです。ここで示す情報は、必要に応じて参照してください。

IDN インタフェースを構成する

以下の手順は、IDN にリンクされている各ドメインの各 IDN インタフェースについて実行する必要があります。これらの手順を実行する前に、ドメインが IDN にリンクされている必要はありません。

  1. 各ドメイン内の IDN インタフェースを plumb します。


    # ifconfig idn0 plumb
    

    上記の例で、idn0 は IPv4 の利用に基づいたインタフェース名です。IPv6 の正しい使用方法については、IPv6 のマニュアルを参照してください。なお、IPv6 は、Solaris 7 オペレーティング環境ではサポートされていません。

    IP_address は、それぞれのホストに対して指定された IDN インタフェースに割り当てられた IP アドレスとして定義されます (詳細は、『InterDomain Networks ユーザーマニュアル』の「ドメインの IP アドレス」および hosts(4) マニュアルページを参照してください)。

  2. IDN インタフェースを設定します。


    # ifconfig idn0 IP_address netmask 255.255.255.0 \
    broadcast IP_subnet_address up
    

    上記の例では、基本の IDN を設定していると仮定しています。サイト固有のネットマスクを使用する場合は、ネットマスク値をサイト固有の値に置き換えてください。

IDN インタフェースを構成解除する

IDN からのリンクが解除されているドメインでは、IDN インタフェースを構成解除する必要はありません。ただし、IDN 全体を削除するには、IDN の各ドメインの各 IDN インタフェースについて以下の手順を実行する必要があります。

  1. IDN インタフェースの構成を解除します。


    # ifconfig idn0 down
    

    この手順を実行すると、指定した IDN インタフェースに対する TCP/IP スタックが削除されます。

  2. IDN インタフェースを unplumb します。


    # ifconfig idn0 unplumb