ローカルシステムの SunVTS ユーザーインタフェースを、ネットワーク上の別のシステムで動作している SunVTS カーネルに接続することができます。ひとたび遠隔システムに接続すると、その遠隔システムのテストは、CDE ユーザーインタフェースによって制御されます。
遠隔システムで SunVTS カーネルが動作していることを確認します。
これにはいくつかの方法があります。(rlogin または telnet を使用して) 遠隔システムに遠隔ログインし、vtsk コマンドを実行します。
遠隔システムで SunVTS の特権ユーザー (デフォルトではスーパーユーザー) として遠隔ログイン (またはユーザー切り替え) してから、SunVTS カーネル (vtsk) を起動してください。
SunVTS の同一バージョンが動作しているシステムにのみ接続可能です。
ローカルシステム (SunVTS ユーザーインタフェースが動作しているシステム)で、Connect to Host ボタンをクリックします。
Connect to Host ダイアログボックスが表示されます。
接続先の遠隔システムのホスト名を入力します。
Connect to Host フィールドにホスト名を入力します。複数の遠隔システムに接続するときは、SunVTS はそれらのシステムを追跡し、Hostname List に表示します。一覧のホスト名をダブルクリックすると、そのホストに再度接続することができます。この一覧は、現行の SunVTS セッションの間だけ維持されます。SunVTS を終了すると、Hostname Listは消去されます。
SunVTS カーネルには、ユーザーインタフェースをいくつでも接続することができます。各ユーザーインタフェースは、SunVTS の同期画面を表示します。
Connect to Host ダイアログボックスの Apply をクリックします。
SunVTS ユーザーインタフェースは、現在、遠隔システムの SunVTS テストを制御している状態です。接続確認のために、状態パネルに遠隔システムのホスト名が表示されます。