SunVTS 4.2 テストリファレンスマニュアル

はじめに

SunVTSTM 4.2 (Sun Validation Test Suite 4.2) は、ほとんどのハードウェアコントローラ、デバイス、プラットフォームの構成と機能を検証することによって、サンのハードウェアをテストおよび診断する包括的な診断ソフトウェアパッケージです。

SunVTS は、主として、CDE (共通デスクトップ環境) または OPEN LOOK のグラフィカルユーザーインタフェースから使用します。このマニュアルでは、SPARCTM アーキテクチャーのマシンで動作する SunVTS テストについて説明します。テストの説明は、個々のテストオプション、手順、エラーメッセージから構成されています。

このマニュアルは、主として、SunVTS の個々のテストに関する情報の参照用に作成されています。SunVTS に関する全般的な情報については、『SunVTS 4.2 ユーザーマニュアル』を参照してください。このマニュアルには、SunVTS 診断アプリケーションを使用する開発者あるいは高度な知識を持つユーザーにとって有用な情報が含まれています。

関連マニュアル

このマニュアルの内容をさらに活用するためには、以下のマニュアルも参照してください。

このマニュアルの構成

このマニュアルは、以下のように構成されています。

第 1 章「SunVTS の概要」では、 SunVTS の使用条件、テストモード、ユーザーインタフェース、テストの集合体、コマンド行からのテストの実行方法について説明します。

以降の章では、SunVTS 個々のテストごとに、テストの内容とオプション、適用可能なテストモード、コマンド行構文について説明します。これらの章は、テスト名によってアルファベット順に構成されています。

付録 A 「ループバックコネクタ」 では、一部の SunVTS テストで必要になるシリアルポートとパラレルポートのループバックコネクタについて説明します。

UNIX コマンド

このマニュアルでは、具体的なソフトウェアコマンドや手順を記述せずに、ソフトウェア上の作業だけを示すことがあります。作業の詳細については、オペレーティングシステムの説明書、またはハードウェアに付属しているマニュアルを参照してください。

関連資料の参照を必要とする作業を以下に示します。

これらの手順については、以下の資料を参照してください。

書体と記号について

このマニュアルで使用している書体と記号について説明します。

表 P-1 このマニュアルで使用している書体と記号

書体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例。 

.login ファイルを編集します。

ls -a を実行します。

% You have mail.

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して表します。 

machine_name% su

Password:

AaBbCc123 またはゴシック

コマンド行の可変部分。実際の名前や値と置き換えてください。 

rm filename と入力します。

rm ファイル名 と入力します。

『 』 

参照する書名を示します。 

『Solaris ユーザーマニュアル』 

「 」

参照する章、節、または、 強調する語を示します。 

第 6 章「データの管理」を参照。 

この操作ができるのは「スーパーユーザー」だけです。 

¥ 

枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅をこえる場合に、継続を示します。 

% grep `^#define ¥

XV_VERSION_STRING'

シェルプロンプトについて

シェルプロンプトの例を以下に示します。

表 P-2 シェルプロンプト

シェル 

プロンプト 

UNIX の C シェル 

machine_name%

UNIX の Bourne シェルと Korn シェル 

machine_name$

スーパーユーザー (シェルの種類を問わない) 

#