SunVTS 4.2 テストリファレンスマニュアル

第 28 章 I2C バステスト (i2ctest)

i2ctest は、各 I2C バスを調べて、そのバスに接続されているデバイスの状態を検査します。次に、i2ctest は、収集した情報に基づいてデバイスの障害を判定し、レポートを表示します。i2ctest では、ハングアップした I2C バスセグメントの検出と報告も行います。

このテストはスケーラブルテストです。


注 -

64 ビットのテストだけがサポートされています。


i2ctest テストの条件

i2ctest のオプション

ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。 システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。 詳細は、『SunVTS 4.2 ユーザーマニュアル』を参照してください。

図 28-1 i2ctest テストパラメタオプションダイアログボックス

Graphic

i2ctest のテストモード

表 28-1 i2ctest のテストモード

テストモード 

サポート 

説明 

接続テスト 

○ 

すべてのテストを実行できます。 

機能テスト 

(オフライン) 

○ 

すべてのテストを実行できます。

機能テスト 

(オンライン) 

○ 

すべてのテストを実行できます。

i2ctest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/i2ctest 標準引数 -o dev=raw デバイス名

表 28-2 i2ctest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=raw デバイス名

テストする raw デバイス名を指定します。