i2ctest は、各 I2C バスを調べて、そのバスに接続されているデバイスの状態を検査します。次に、i2ctest は、収集した情報に基づいてデバイスの障害を判定し、レポートを表示します。i2ctest では、ハングアップした I2C バスセグメントの検出と報告も行います。
このテストはスケーラブルテストです。
64 ビットのテストだけがサポートされています。
テストを実行する前に、SUNWpiclh、SUNWpiclr、SUNWpiclu、およびSUNWpiclx の PICL パッケージを正しくインストールしておく必要があります。
次のコマンドを入力して、picld デーモンが実行されていることを確認してください。
# ps -ef |grep picld root 100077 1 0 Sep 11 ? 23:40 /usr/lib/picl/picld |
デーモンが実行されていない場合は、次のコマンドを入力して、 スクリプトを実行し、デーモンを再起動してください。
# /etc/init.d/picld start |
ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。 システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。 詳細は、『SunVTS 4.2 ユーザーマニュアル』を参照してください。
テストモード |
サポート |
説明 |
---|---|---|
接続テスト |
○ |
すべてのテストを実行できます。 |
機能テスト (オフライン) |
○ |
すべてのテストを実行できます。 |
機能テスト (オンライン) |
○ |
すべてのテストを実行できます。 |
/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/i2ctest 標準引数 -o dev=raw デバイス名
表 28-2 i2ctest のコマンド行構文
引数 |
説明 |
---|---|
dev=raw デバイス名 |
テストする raw デバイス名を指定します。 |