SunVTS 4.2 テストリファレンスマニュアル

32 ビットテストと 64 ビットテスト

それぞれのテストは独立したプログラムであるため、それぞれのテストは、コマンド行から直接に実行することができます。その場合は、動作中のオペレーティングシステム (32 または 64 ビット) に対応しているテストを選んで実行してください。テストのバージョンの選択は、以下に示すディレクトリのうち、対応するディレクトリに格納されているテストを実行することによって行います。


注 -

64 ビットの SunVTS を使用するには、SUNWvtsx パッケージをインストールする必要があります。SunVTS のパッケージとインストール手順の詳細については、『SunVTS 4.2 ユーザーマニュアル』を参照してください。


sunvts コマンドを使用して SunVTS を実行した場合、SunVTS は、動作中の Solaris オペレーティング環境が 32 ビットまたは 64 ビットのどちらであるかに基づいて自動的に 32 ビットまたは 64 ビットのテストを割り当てます。したがって、オペレーティング環境が 32 ビットと 64 ビットのどちらであるかに注意する必要があるのは、コマンド行から SunVTS カーネルまたは SunVTS テストを実行するときだけです。

動作中のオペレーティングシステムのバージョン (32 または 64 ビット) が不明な場合は、Solaris 8 1/01 のシステム管理に関するマニュアルを参照してください。Solaris 8 では、次のコマンドを使用してシステムが対応しているアプリケーションを調べることができます。


# isainfo -v


注 -

isainfo コマンドは、2.6 以前のバージョンの Solaris では提供されていません。