Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル
タイマー
hires_tick
- 説明
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この変数を有効にすると、Solaris 環境でシステムクロックレートとして、デフォルト値 100 の代わりに 1000 が使用されます。
- データ型
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符号付き整数
- デフォルト
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0
- 範囲
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0 (無効)、1 (有効)
- 動的か
-
いいえ。新しいシステムタイミング変数はブート時に設定されます。ブート後は、このパラメータは参照されません。
- 検査
-
なし
- どのような場合に変更するか
-
10 ミリ秒未満、1 ミリ秒以上の分解能を持つタイムアウトが必要な場合
- コミットレベル
-
変更の可能性あり
timer_max
- 説明
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使用可能な POSIX タイマーの数
- データ型
-
符号付き整数
- デフォルト
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32
- 範囲
-
0 から MAXINT
- 動的か
-
いいえ。値を増やすと、システムクラッシュを起こす可能性があります。
- 検査
-
なし
- どのような場合に変更するか
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システムのデフォルトのタイマー数では不十分な場合。timer_create() 呼び出しの実行時に、EAGAIN エラーがアプリケーションに返されます。
- コミットレベル
-
変更の可能性あり
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