LDAP の設定と構成

NIS/NIS+ から LDAP への移行

NIS/NIS+ クライアントであったマシンを SunOS 5.8 (Solaris 8) にアップグレードして、LDAP クライアントにするには、ldapclient(1M) を実行します。

ldapclient を実行するには、プロファイル名と最低 1 つのサーバーの IP アドレスが必要です。次の例では、プロファイル名が myprofile、LDAP サーバーが IP アドレス 100.100.100.100 上でデフォルトの LDAP ポート番号 389 を使用して動作しているものとします。

LDAP クライアントを作成する
  1. スーパユーザーになります。

  2. ldapclient(1M) を実行します。


    # ldapclient -P myprofile 100.100.100.100

    ldapclient は構成ファイルを作成し、このクライアントが LDAP を使用してネームサービス検索を行うように /etc/nsswitch.conf ファイルを変更します。

  3. クライアントをリブートします。

ログインすると、ldap で認証されます。