Solaris WBEM Services の管理

他の WBEM システムとの相互運用性

WBEM クライアントと WBEM システムは同じシステムで動作することも、別々のシステムで動作することもできます。WBEM システムには複数の WBEM クライアントを接続できます。一般的な WBEM システムでは、4 つから 5 つの WBEM クライアントがサポートされます。

Solaris WBEM Services は、Version 1.0 Specification for CIM Operations over HTTP をサポートします。この仕様では、XML を使って CIM のオブジェクトやメッセージを記述します。XML は、Web 上のデータを記述するための標準マークアップ言語です。この仕様では、XML マークアップを拡張して CIM のオブジェクトや操作を定義します。XML は Web 上で送信可能なデータを記述する標準的な方法であるため、WBEM クライアントは、XML データを解析できる任意の WBEM システム上の CIM データにアクセスできます。