この章では、Solaris 8 1/01 のインストールに関する注意事項とバグ情報について説明します。本章の内容を理解してからインストールを開始してください。
Solaris 8 1/01 INSTALLATION (Multilingual) CD に含まれる Solaris Web Start 3.0 の Kiosk および Solaris 8 1/01 DOCUMENTATION CD (アジア言語版) に含まれている『Solaris 8 1/01 ご使用にあたって (SPARC 版)』、および印刷マニュアルの『Solaris 8 1/01 ご使用にあたって (SPARC 版)』の作成後に見つかった、以下のバグの情報が追記されています。また、既存のバグ情報・注意事項の一部についても、最新の内容に変更されています。
今回の Solaris の製品名称は「Solaris 8 1/01」ですが、コード、パス名、パッケージパス名などで、「Solaris 2.8」または「SunOSTM 5.8」という名称が使用されていることがあります。コード、パス、パッケージパスなどを実際に入力または使用するときには、必ずマニュアル中に記述されている名称に従ってください。
システム上にネームサービス (NIS+、NIS、または DNS) を構成している場合に、そのシステムとは別のサブネット上にネームサーバーが存在し、ルーターがネームサーバーへの経路をブロードキャストしない場合、システム認識ツールはネームサーバーの検証に失敗します。
ネームサービスとして DNS を選択した場合、インストールプログラムは、ネームサーバーが未検証のままインストールを続けるかどうかを問い合わせます。ネームサービスとして NIS+ または NIS を選択した場合、システム認識ツールはネームサーバーの検証をしないで処理を継続することはできないので、インストール中にネームサービスが構成されません。
回避方法: 次のいずれかの方法を実行してください。
グラフィカルユーザーインタフェースを使用したインストールの場合:端末エミュレータウィンドウを開き、次のコマンドを実行してルーターを追加してください。
# route add default ip_address_of_router |
コマンド行インタフェースを使用したインストールの場合:ネームサービスを「なし (none)」に設定してください。インストール完了後に、/etc/defaultrouter ファイルを作成し sys-unconfig コマンドを実行してください。
Solaris 8 ソフトウェアのインストールを始める前に知っておく必要がある注意事項とバグ情報について説明します。
Solaris 8 では、インストールするロケールを選択する機構が変更されました。Solaris 2.5.1、Solaris 2.6、Solaris 7 では、一部のロケールは、選択するソフトウェアグループ (ソフトウェアクラスタ) によって、インストールするロケールを決定していました。Solaris 8 では、新しいインストールインタフェースが導入され、地域を選択することによって必要なロケールを決定します。このため Solaris 8 では、Solaris 2.5.1、Solaris 2.6、Solaris 7 よりも柔軟にオペレーティングシステムのインストール時にシステム構成をカスタマイズすることができます。
初期インストールの場合、インストールするロケールは「地域の選択」画面で選択してください。ただし、C ロケール (POSIX ロケール) と en_US.UTF-8 ロケール (Unicode ロケール) は、自動的にインストールされます。
従来のリリースからのアップグレードインストールの場合、「地域の選択」画面でいくつかのロケール (アップグレードするシステムによって使用できるロケールは異なる) が自動的に選択されています。これは、Solaris 2.5.1、Solaris 2.6、Solaris 7 では、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、スウェーデン語の一部のロケールがシステム上に暗黙のうちにインストールされていたためです。
Unicode ロケール (UTF-8) では、複数言語の文字を入力することができます。Unicode ロケールは、アジア言語の各ロケールで提供される入力方式を利用しているので、アジア言語の文字を入力するには、その言語に対応するロケールをインストールする必要があります。たとえば、韓国語の文字入力を可能にするには、ko.UTF-8 ロケールをインストールしてください。
Solaris Web Start 3.0 を使用する場合のインストールに関する情報と問題について説明します。この節に記載されている問題は、Solaris 対話式インストールプログラムを使用するときには発生しません。
ネットワークゲートウェイは、他のネットワークと通信するために使用されます。ゲートウェイシステムには複数のネットワークインタフェースアダプタが含まれており、各アダプタはそれぞれ異なるネットワークに接続します。
Solaris 8 1/01 INSTALLATION (Multilingual) CD を使用して Solaris 8 1/01 オペレーティング環境をゲートウェイシステムにインストールした場合、Solaris Web Start 3.0 は一次ネットワークインタフェースを使用してシステム情報を収集します。システムを認識するための情報を代替ネットワークインタフェースを使用して収集するように、Solaris Web Start 3.0 で指定することはできません。
回避方法: 一次ネットワークインタフェース以外のインタフェースを使用してシステム情報を収集するように指定するには、次のいずれかを行なってください。
sysidcfg ファイルを作成して、システムの認識に使用するネットワークインタフェースを指定する
sysidcfg ファイルの作成および変更についての詳細は、『Solaris 8 のインストール (上級編)』の「sysidcfg ファイルによる事前設定」および sysidcfg(4) のマニュアルページを参照してください。
Solaris 8 1/01 SOFTWARE 1 of 2 CD を使用して、対話式インストールで Solaris 8 1/01 オペレーティング環境をインストールする。システムをネットワークに接続するように指定し、システム認識に使用する代替ネットワークインタフェースをリストから選択する
英語の AnswerBook ドキュメントは、Solaris 8 DOCUMENTATION CD (英語 + ヨーロッパ言語版) に含まれており、アジア言語版の DOCUMENTATION CD には含まれていません。
英語の AnswerBook ドキュメントは、Solaris Web Start 3.0 のデフォルトインストールでインストールされます。カスタムインストールの場合は、「製品の選択」画面で「Solaris 8 Documentation European」の「European Collections for Solaris 8」が選択されている場合にインストールされます。
また、「Solaris 8 Documentation European」と「Solaris 8 Documentation Asian」の両方に「AnswerBook2 Documentation Server」が含まれていますが、どちらも同じものです。両方を選択してもインストールには問題ありませんが、どちらか一方が選択されていれば十分です。
Solaris Web Start 3.0 は、選択したソフトウェアグループ、ロケール、製品に応じて必要な CD を挿入するように要求し、インストールを行います。
Solaris 8 1/01 SOFTWARE 2 of 2 CD には、「開発者システムサポート」以上のソフトウェアグループと、(Solaris_8/EA/products ディレクトリにある) Appcert 2.1、Live Upgrade 1.0、DiskSuite 4.2.1、SunScreen 3.1 Lite が含まれています。
「開発者システムサポート」以上のソフトウェアグループおよび Solaris_8/EA/products ディレクトリにあるソフトウェアを選択した場合、Solaris Web Start 3.0 は、SOFTWARE 1 of 2 CD のインストールが完了すると SOFTWARE 2 of 2 CD を挿入するように要求します。その後、LANGUAGES CD や DOCUMENTATION CD をインストールした後に再度 SOFTWARE 2 of 2 CD を挿入するように要求します。これは、Solaris_8/EA/products ディレクトリにあるソフトウェアをインストールするためで、Solaris ソフトウェアをインストールするためではありません。メッセージに従って SOFTWARE 2 of 2 CD を挿入し、Solaris_8/EA/products ディレクトリにあるソフトウェアのインストールを行なってください。
Solaris 8 6/00 から Solaris_8/EA/products ディレクトリに SunScreen 3.1 Lite が追加されましたが、Solaris Web Start 3.0 では SunScreen 3.1 Lite をインストールすることができません。SunScreen 3.1 Lite をインストールする場合は、Solaris 8 1/01 をインストールしたシステム上で、Solaris 8 1/01 SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれている Solaris Web Start 2.1.0 (Solaris_8/EA/installer または Solaris_8/EA/products/SunScreen_3.1_Lite/installer) を使用してください。また、インストール前に、「日本語、フランス語、中国語 (簡体字) ロケールで SunScreen をインストールすると、不要な文字がメッセージ中に表示される (バグ ID: 4336336)」をお読みください。
Solaris Web Start 3.0 のインストールにおいて「製品の選択」画面で、Solaris 8 1/01 SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれている Live Upgrade を選択した場合、インストール画面の一部が英語で表示されます。
Live Upgrade を、Solaris 8 1/01 SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれている Solaris Web Start 2.1.0 (Solaris_8/EA/installer または Solaris_8/EA/products/Live_Upgrade_1.0/installer) を使用してインストールする場合も、インストール画面の一部が英語で表示されます。
対話式インストールを使用する場合のインストールに関する情報と問題について説明します。
Solaris ソフトウェアのインストール中であるにもかかわらず、「Solaris ソフトウェアのインストール - 実行中」のスケールがインストールの完了を示す場合があります。
スケールがインストールの完了を示した後も、インストールプログラムによってパッケージが追加されている可能性があるので、インストールが完了したかどうかをスケールの表示で判断しないでください。すべてのインストール処理が完了すると、プロンプト # が表示されます。
インストール中、ファイルシステムの作成時に、次のどちらかの警告メッセージが出力されることがあります。
Warning: inode blocks/cyl group (87) >= data blocks (63) in last cylinder group. This implies 1008 sector(s) cannot be allocated. |
Warning: 1 sector(s) in last cylinder unallocated |
回避方法 : 警告メッセージは無視してください。警告メッセージが表示されても問題は発生しません。
「コアシステムサポート」でインストールされるべき日本語パッケージは、次のとおりです。
パッケージ | ロケール | パッケージが含まれる CD |
---|---|---|
SUNWjeuc, SUNWjfpr, SUNWjfpu | ja, ja_JP.PCK, ja_JP.UTF-8 | SOFTWARE 1 of 2 CD |
SUNWjpck | ja_JP.PCK | SOFTWARE 1 of 2 CD |
SUNWju8 | ja_JP.UTF-8 | SOFTWARE 1 of 2 CD |
SUNWjeuce, SUNWjfpre, SUNWjfpue | ja, ja_JP.PCK, ja_JP.UTF-8 | LANGUAGES CD |
SUNWjpcke | ja_JP.PCK | LANGUAGES CD |
SUNWju8e | ja_JP.UTF-8 | LANGUAGES CD |
CD による対話式インストールにおいて、ソフトウェアグループとして「コアシステムサポート」を選択した場合、インストールするロケールとして日本語ロケールを選択しても、LANGUAGES CD に含まれる日本語パッケージはインストールされません。これは、SOFTWARE 1 of 2 CD のインストールが完了し、システムがリブートした後、コアシステムの環境で LANGUAGES CD のインストールを起動できないためです。
回避方法:CD を使用して対話式インストールを行なった場合は、インストール終了後、システムにログインし、次のように pkgadd(1M) コマンドを使用して LANGUAGES CD に含まれる日本語パッケージをインストールしてください。
# cd /cdrom/sol_8_u3_lang_sparc/components/Japanese/sparc/Packages # pkgadd -d . SUNWjeuce SUNWjfpre SUNWjfpue SUNWjpcke SUNWju8e |
対話式インストールで LANGUAGES CD に含まれるパッケージをインストールするには、LANGUAGES CD のイメージを含むインストールサーバーを使用してください。Solaris Web Start 3.0 では、CD を使用して LANGUAGES CD のインストールを行うことができます。
ヘッドレスシステムに日本語端末から tip(1) 接続によるインストールを行う場合、言語の選択画面で「Japanese」を選択すると端末タイプの選択画面は日本語で表示されますが、それ以降のすべてのインストール画面は英語で表示されます。
また、sysidcfg ファイルで system_locale に日本語ロケールを設定した場合、すべてのインストール画面は英語で表示されます。
回避方法 : インストール画面が英語で表示されるだけで、インストール後のシステムのデフォルトロケールは、インストール時に選択したロケールに設定されます。なお、シリアル端末のシステムにインストールする場合は、言語の選択画面で「English」を選択してください。
対話式 GUI インストールの「ディスクのカスタマイズ」画面で、次のように「M バイト」の後に不要な文字が表示される場合があります。
容量: nnnn M バイトXX 割り当て: nnnn M バイトXX 空き: nnnn M バイトXX |
回避方法 : 不要な文字は無視してください。
カスタム JumpStart インストールを使用する場合のインストールに関する情報と問題について説明します。
カスタム JumpStart インストールは、Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD をインストールした後、Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD および Solaris 8 LANGUAGES CD をインストールしません。
回避方法 : 「コアシステムサポート」ソフトウェアグループまたは「エンドユーザーシステムサポート」ソフトウェアグループを Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD に含まれる基本ロケール (部分ロケールともいい、ユーザーインタフェースの翻訳を含まない) 環境のみで利用する場合は、SOFTWARE 2 of 2 CD および LANGUAGES CD をインストールする必要はありません。
「開発者システムサポート」、「全体ディストリビューション」、「全体ディストリビューションと OEM サポート」のいずれかのソフトウェアグループをインストールする場合は、Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD、SOFTWARE 2 of 2 CD、LANGUAGES CD を含むインストールサーバーを使用して、ネットワーク上でカスタム JumpStart インストールを行なってください。詳細は、『Solaris 8 のインストール (上級編)』の 「JumpStart ディレクトリをサーバー上に作成する方法」を参照してください。
なお、プロファイルフロッピーディスクを使用したカスタム JumpStart インストールを行う場合は、次の手順に従って Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD、LANGUAGES CD をインストールしてください。
カスタム JumpStart による Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD のインストールが終了したら、システムをリブートします。
システムにログインします。
Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
installer コマンドを実行します。インストール画面に従ってソフトウェアをインストールします。
Solaris 8 LANGUAGES CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
installer コマンドを実行します。インストール画面に従ってソフトウェアをインストールします。
旧リリースの Solaris がインストールされているシステムを、Solaris 8 1/01 にアップグレードする場合の注意事項とバグについて説明します。
アップグレードオプションによって Solaris 8 1/01 をインストールする場合、Solaris 2.5.1 以降のシステムからのアップグレードをサポートします。それより前のリリースからのアップグレードは保証されません。
Solaris 8 オペレーティング環境には、Solaris 7 の Priority Paging 機能を包含する、新しいファイルシステムキャッシュアーキテクチャが導入されています。Solaris 8 オペレーティング環境では、システム変数 priority_paging を設定しないでください。Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードする時に、システム変数 priority_paging を /etc/system から削除する必要があります。
新しいキャッシュアーキテクチャでは、ファイルシステムの動作で発生する仮想メモリーシステムへの負荷の大部分が削減されます。これによって、メモリーページング統計のダイナミクスが変わり、システムメモリーの監視機能がより簡素化されます。ただし、従来とは大幅に異なる統計値が出される場合もあることを、メモリー動作を解析する時またはパフォーマンス監視のしきい値を設定する時には留意する必要があります。主な相違点は次のとおりです。
ページ要求の量が多くなります。負荷が大きいファイルシステム動作中には、通常の処理とみなす必要があります。
空きメモリーの量が多くなります。これは、ファイルシステムキャッシュの大規模コンポーネントも空きメモリー量として計算されるようになったためです。
システム全体で利用可能なメモリーが不足しない限り、走査率はほぼゼロになります。通常のファイルシステム入出力中に空きリストを置き換えることを目的として走査を行うことはなくなりました。
「ロケール選択機構の変更」で説明したように、Solaris 8 から、インストールするロケールを選択する機構が変更されました。このため、対話式インストールを使用して Solaris 8 より前のシステムを Solaris 8 1/01 へアップグレードすると、既存システムのインストール時に明示的にインストールしなかったロケールが「地域の選択」画面で自動的に選択されます。これは、既存システムのインストール時に明示的に指定していないロケールのソフトウェアが、暗黙のうちにインストールされていたためです。
既存システムのインストール時にインストールするロケールとして明示的に指定しなかったロケールが含まれている地域を、「地域の選択」画面で選択解除することができます。余分なロケールをそのまま選択解除せずにアップグレードを行なっても問題はありません。アップグレードしたシステムには、アップグレード前と同じレベルのロケール環境がサポートされます。ただし、既存のシステムに明示的にインストールしたロケールは、「地域の選択」画面で削除することはできません。
Solaris 2.5.1 に同梱されていた「日本語 Solaris 2.5.1 PC 漢字コード開発キット」がインストールされているシステムをアップグレードする場合、それをサポートするパッケージ (SUNWjpr、SUNWjpu、SUNWjpxw、SUNWjpdt) は自動的に削除されます。ja_JP.PCK ロケール環境をインストールするには、「言語の選択」画面で「Japanese PC Kanji (ja_JP.PCK)」を追加選択してください。
Solaris 2.5.1 (SMCC 版) で提供されていた Wnn6 (OMRONWnn6) を使用していたシステムでアップグレードインストールを行なった場合、 /opt/Wnn6/lib/ja_JP/dic/usr に配置されていたユーザー辞書や学習ファイルは自動的に /var/locale/ja/wnn/ja/dic/usr にコピーされ、新しい環境に引き継がれます。ユーザー辞書などが不要な場合は、 /var/locale/ja/wnn/ja/dic/usr ディレクトリに作成されたユーザーのディレクトリを削除してください。
OMRONWnn6 で変更した設定ファイル (/opt/Wnn6/lib ディレクトリに配置されます) は、自動的には引き継がれません。必要に応じて /etc/lib/locale/ja/wnn ディレクトリにあるファイルを編集してください。標準のファイルは /usr/lib/locale/ja/wnn に置かれます。
OMRONWnn6 は、アップグレードインストールでは削除されません。必要に応じて、アップグレード後に削除してください。ただし、OMRONWnn6 を削除すると、/opt/Wnn6 に置かれたすべてのファイル (変更された設定ファイル、ユーザー辞書、学習ファイルを含みます) が削除されてしまうので、充分に注意してください。
Solaris 2.6 から、cs00 は「コアシステムサポート」ソフトウェアグループには含まれなくなりました。「コアシステムサポート」でインストールされた Solaris 2.5.1 システムをアップグレードすると、システム上から cs00 をサポートするシステムファイルが削除されます。
「コアシステムサポート」で cs00 を利用する場合は、「エンドユーザーシステムサポート」以上のソフトウェアグループを選択するか、インストール後に pkgadd コマンドにより次のパッケージをインストールしてください。
SUNWjc0r : Japanese Kana-Kanji Conversion Server cs00 Root Files
SUNWjc0u : Japanese Kana-Kanji Conversion Server cs00 User Files
なお、かな漢字入力機能を持たない漢字表示可能な端末や端末エミュレータ上で日本語を入力するためのフロントエンドプロセッサ mle を利用する際にも、cs00 が必要になります。
現在のシステムが、AdminSuiteTM 2.3 のホストマネージャを使用してインストールしたディスクレスクライアントをサポートしている場合は、Solaris 8 1/01 オペレーティングシステムをインストールする前に、すべてのディスクレスクライアントを削除する必要があります。具体的な手順については、『Solaris 8 のシステム管理 (追補)』 の「ディスクレスクライアント環境をセットアップするには」の節を参照してください。
ディスクレスクライアントを削除せずに Solaris 8 1/01 をインストールしようとすると、次のようなエラーメッセージが出力されます。
The Solaris Version (Solaris 7) on slice <xxxxxxxx> cannot be upgraded. There is an unknown problem with the software configuration installed on this disk. スライス <xxxxxxxx> 上の Solaris のバージョン (Solaris 7) が アップグレードできません。ディスク上にインストールされたソフトウェア構成に 未知の問題があります。 |
Solaris 8 (Solaris WBEM Services 2.0)、Solaris 8 6/00 (WBEM Services 2.1)、 Solaris 8 10/00 (WBEM Services 2.2) のいずれかのオペレーティング環境から Solaris 8 1/01 オペレーティング環境 (Solaris WBEM Services 2.3) にアップグレードする場合は、Managed Object Format (MOF) 形式の重要なデータは、Solaris WBEM Services 2.3 で使用されている新しい Reliable Log レポジトリ形式に変換してください。この変換を行わないと、データが失われてしまいます。
回避方法 : アップグレードの前に JavaSpacesTM ソフトウェアを保存して、アップグレードの後に wbemconfig convert コマンドを実行して WBEM データを変換してください。
Solaris 8 1/01 オペレーティング環境にアップグレードする前に、次の手順に従って JavaSpaces ソフトウェアを保存してください。
スーパーユーザーになります。
JavaSpaces を保存します。
# cp /usr/sadm/lib/wbem/outrigger.jar /usr/sadm/lib/wbem/outrigger.jar.tmp |
マシンにインストールされている JDKTM ソフトウェアのバージョンを確認して記録します。例:
# /usr/bin/java -version java version "1.2.1" Solaris VM (build Solaris_JDK_1.2.1_04c, native threads, sunwjit) |
WBEM データの変換時に使用する JDK ソフトウェアのバージョンは、元の JavaSpaces データストアが生成されたときに実行されていたバージョンと同じでなければなりません。
Solaris 8 1/01 へのアップグレード後は、WBEM データを変換する必要があります。具体的な手順については、『Solaris 8 のインストール (追補)』を参照してください。
この問題は、Solaris 2.5.1 と Solaris 2.5.1 アンバンドル CDE オペレーティング環境を実行しているシステムのうち、アンバンドル CDE の場所を /usr/dt 以外のディレクトリにインストールしたシステムに影響します。これらのシステムでは、インストール先の CDE を指すシンボリックリンクが /usr/dt に作成されています。
Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードすると、CDE が /usr/dt に再インストールされ、アップグレード前にインストールしていた CDE へのシンボリックリンクは削除されます。アップグレード前にインストールしていた CDE 自体は、削除されないで残ります。
アップグレードで、ファイルシステムの再配置に関連する処理が行われる場合、アップグレードに失敗します。ファイルシステム再配置で、新しい CDE に必要な /usr/dt の容量が考慮されないためです。このアップグレードの失敗は、アップグレードの完了時までわかりません。アップグレードに失敗すると、容量が足りないことを示すメッセージがアップグレードログ中に出力されます。
回避方法 : インストールしたアンバンドル CDE をアンインストールしてから、Solaris 8 オペレーティング環境へのアップグレードを開始してください。 アンインストールは、Solaris 2.5.1 CDE の CD から install-cde スクリプトを使用して行うことができます。CDE を削除するためには、必ず -uninstall フラグを付けてこのスクリプトを実行する必要があります。
Solaris 7 オペレーティング環境を実行しているシステムに、Solaris Easy Access Server (SEAS) 3.0 CD-ROM から WBEM 1.0 をインストールしている場合は、Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードする前に WBEM 1.0 のパッケージを削除してください。WBEM 1.0 がインストールされたままアップグレードすると、Solaris WBEM Services 2.0 が起動しません。また、CIM Object Manager の起動にも失敗します。この場合、次のエラーメッセージが表示されます。
File not found: /opt/sadm/lib/wbem/cimom.jar |
回避方法 : Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードする前に、WBEM 1.0 パッケージを手作業で削除してください。削除には、pkgrm コマンドを使用してください。
pkginfo コマンドを実行して、WBEM 1.0 パッケージがインストールされているかどうかを確認します。
% pkginfo | grep WBEM |
スーパーユーザーになります。
コマンドを実行して、WBEM 1.0 のパッケージをすべて削除します。
# pkgrm SUNWwbapi # pkgrm SUNWwbcor # pkgrm SUNWwbdev # pkgrm SUNWwbdoc # pkgrm SUNWwbm |
各ロケールのメッセージおよびヘルプに関するパッケージが入っているときは、それらのパッケージも削除します。以下は日本語版の例です。
# pkgrm SUNWjewbi # pkgrm SUNWjewbs # pkgrm SUNWjwbd |
SUNWeeudt パッケージのインストールが部分的に失敗したことを示す次のようなメッセージが、アップグレードログに出力されます。
Doing pkgadd of SUNWeeudt to /. ERROR: attribute verification of </a/usr/dt/appconfig/types/ru_RU.KOI8-R/datatypes.dt> failed pathname does not exist ... Installation of <SUNWeeudt> partially failed. pkgadd return code = 2 |
回避方法: アップグレード完了後に、次の手順を実行してください。
次のように入力して、SUNWeeudt パッケージを削除します。
# pkgrm SUNWeeudt |
Solaris 8 1/01 SOFTWARE 1 of 2 CD またはインストールサーバーを使用して、 SUNWeeudt パッケージをインストールします。
例:Solairs 8 1/01 SOFTWARE 1 of 2 CD を使用した場合
# cd /cdrom/sol_8_u3_sparc/s0/Solaris_8/Product # pkgadd -d . SUNWeeudt |
Solaris 2.6 または Solaris 7 のシステムを Solaris 8 1/01 にアップグレードする時に 64 ビットサポートを選択しなかった場合にも、次に示す 64 ビットパッケージがインストールされます。
SUNWceuox
SUNWeeoux
SUNWneoux
SUNWseoux
SUNWweoux
回避方法: アップグレード完了後に、次のように pkgrm(1M) コマンドを使用して、不要な 64 ビットパッケージを削除してください。
# pkgrm SUNWceuox SUNWeeuox SUNWneuox SUNWseuox SUNWweuox |
Solaris 8 へのアップグレードを行うと、アップグレード時に設定したデフォルトロケールがシステムのデフォルトロケールに正しく設定されない場合があります。
CD を使用した対話式アップグレードの場合、Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD の インストールの終了後、自動ブートしたシステムが英語環境で起動し、SOFTWARE 2 of 2 CD および LANGUAGES CD のインストール画面が英語で表示されることがあります。
回避方法:アップグレード終了後、システムのデフォルトロケールを /etc/default/init ファイルの LANG 環境変数に設定してください。
Solaris 8 (または 6/00、10/00) DOCUMENTATION CD (英語 + ヨーロッパ言語版) または Solaris 8 (または 6/00、10/00) DOCUMENTATION CD (アジア言語版) がインストールされている Solaris 8 (または 6/00、10/00) のシステムを Solaris Web Start 3.0 を使用して Solaris 8 1/01 にアップグレードする際に、DOCUMENTATION CD を Solaris 8 1/01 DOCUMENTATION CD にアップグレードすると、AnswerBook2 Collection に同じコレクションが複数表示されます。
回避方法 1: 以下のように ab2admin コマンドを使用して、複数表示されているコレクションを削除してから、もう一度コレクションを追加してください。
例:
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o add_admin -u admin # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Release Documents Collection" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Release Documents Collection - ¥ Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 6/00 Release Documents Collection" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 6/00 Release Documents Collection - ¥ Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Installation Collection - Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Installation Collection - Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Software Developer Collection - ¥ Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Software Developer Collection - ¥ Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 System Administrator Collection - ¥ Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 System Administrator Collection - ¥ Japanese" # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o restart # /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o scan |
回避方法 2: AnswerBook2 の「オプション」メニューから「個人用ライブラリの変更」を選択し、複数表示されているコレクションのうちアップグレード前にインストールされていたコレクションを選択解除して、そのコレクションを非表示にしてください。
Solaris 8 へのアップグレードにおいて、Solaris 8 LANGUAGES CD の日本語ロケールのパッケージをインストールすると、ログファイル Solaris_8_Japanese_Localization_install.B* 中に次のような警告メッセージが出力される場合があります。
WARNING: /usr/dt/appconfig/appmanager/ja/Desktop_Controls <no longer a symbolic link>
回避方法 : 警告が出力されているファイルは正しくインストールされており問題はありませんので、警告メッセージは無視してください。
Solaris 8 のインストール全般に関する注意事項とバグ情報を説明します。
SunScreen 3.1 Lite のインストールにおいて、「SunScreen 3.1 Lite is Early Access Software」という画面が表示され、以下のメッセージが含まれています。
This software is offered for evaluation purposes only and is not recommended or intended for commercial, production, or any non-trial deployment or use. Sun's product warranties do not extend to this software. |
また、SunScreen 3.1 Lite は Solaris_8/EA/products ディレクトリに含まれていますが、SunScreen は正式サポート製品ですので、上記インストール画面のメッセージは無視してください。
SunScreen 3.1 Lite のインストールにおいて、日本語、フランス語、中国語 (簡体字) のいずれかのロケールで、Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれている Solaris Web Start 2.1.0 (Solaris_8/EA/installer または Solaris_8/EA/products/SunScreen_3.1_Lite/installer) を起動すると、英語で表示されるメッセージがありますが、そのメッセージの先頭に「XX_」、末尾に「_XX」という不要な文字が表示されます。
例:ja ロケールで installer を起動した場合
ja_SunScreen 3.1 Lite is Early Access Software_ja ja_Please select one or both of the following_ja |
回避方法:不要な文字を無視するか、C ロケールで installer を起動してください。
システムにインストールした SunScreen 3.1 Lite を Solaris Product Registry を使用してアンインストールすると、パッケージの削除に失敗してアンインストールできません。エラーメッセージがログファイルに出力されます。
回避方法:pkgrm(1M) コマンドを使用して、SunScreen 3.1 Lite のパッケージをアンインストールしてください。
同梱されている CD を、その CD に含まれている Solaris Web Start 2.x (installer) を使用して日本語ロケール (日本語表示) でインストールしているときに、スワップ容量の不足のためインストールが失敗することがあります。この場合、コンソールにエラーメッセージが表示されますが、エラーメッセージは次のように文字化けしています。
RunCmd Error:java.io.IOException: ???????????????????? |
回避方法 : 同梱されている CD に含まれている Solaris Web Start 2.x は、実行時におよそ 50M バイトのメモリーを消費します。Solaris Web Start 2.x を使用してインストールする場合は、swap -s コマンドなどで空きスワップ容量を確認し、不足している場合は、メモリーの消費量が多いアプリケーションを終了するか、スワップファイルを作成してスワップ領域を追加してください。詳細は、swap(1M) のマニュアルページを参照してください。
選択したデフォルトロケールに関係なく、install_log、upgrade_log などの Solaris のインストールログファイルは、EUC (ja ロケール) テキストとして生成されます。
回避方法 : コードコンバータで変換して参照するか、テキストエディタなどの GUI ツールを ja ロケールで起動して参照してください。
Solaris 8 では、日本語入力システムとして、ATOK12、Wnn6、ATOK8、cs00 を利用できます。これらは LANGUAGES CD (cs00 の一部は SOFTWARE CD) に含まれており、「エンドユーザーシステムサポート」以上のソフトウェアグループでデフォルトでインストールされます。
ただし、複数言語入力環境で利用できる日本語入力システムは、ATOK12 または cs00 です。Wnn6 および ATOK8 は、複数言語入力環境では利用できません。
日本語タイプ 5 キーボードは OpenBoot PROM のバージョンによっては、モニターレベルでタイプ 4 キーボードとして動作します。そのため、モニターレベルでは、キーボード上の印字と実際の入力が一部異なります。次の表を参照してください。その他の注意事項は、U.S. タイプ 5 キーボードと同じです。『Sun タイプ 5 キーボードプロダクトノート』を参照してください。
表 3-1 日本語キーボード上の印字と実際の入力文字日本語タイプ 5 キーボード上の印字 | 実際の入力文字 |
---|---|
" | @ |
& | ^ |
' | & |
( | * |
) | ( |
Shift-0 | ) |
= | _ |
‾ | + |
^ | = |
¥ | ¥ |
@ | [ |
` | { |
[ | ] |
{ | } |
+ | : |
: | ' |
* | " |
] | ` |
} | ‾ |
_ | LF |
¥ | LF |
64 ビット Solaris をインストールする場合の、注意事項とバグ情報について説明します。
システムがすでに 64 ビット対応のファームウェアを実行している場合、Flash PROM のアップデートは不要です。
UltraSPARCTM システム上で 64 ビット Solaris オペレーティング環境を実行する場合、Flash PROM ファームウェアのアップデートが必要な場合があります。 Solaris 8 インストールプログラムには、64 ビットサポートを追加する選択肢があります。UltraSPARC システムにインストールする場合は、この 64 ビットサポートがデフォルトで選択されます。64 ビットシステムは、200MHz 以上の CPU 速度を持つ場合のみ、デフォルトで 64 ビットでブートします。
Sun システムまたは UltraSPARC システムで 32 ビット Solaris オペレーティング環境を実行する場合は、Flash PROM のアップデートは不要です。
次の表に、UltraSPARC (sun4u) システムと必要な最小限のファームウェアバージョンを示します。システムタイプは、uname -i コマンドを実行して確認できます。実行中のファームウェアバージョンは、prtconf -V コマンドを実行して確認できます。
表 3-2 UltraSPARC システム上で 64 ビット Solaris を実行するために必要なファームウェアバージョン
システムタイプ (uname -i で出力される) |
必要最小限のファームウェアバージョン (prtconf -V で出力される) |
---|---|
SUNW,Ultra-1-Engine |
3.10.0 |
SUNW,Ultra-1 |
3.11.1 |
SUNW,Ultra-2 |
3.11.2 |
SUNW,Ultra-4 |
3.7.107 |
SUNW,Ultra-Enterprise |
3.2.16 |
この表に記載されていないシステムでは、Flash PROM をアップデートする必要はありません。
Solaris CD を使用して Flash PROM をアップデートする方法については、「Solaris 8 on Sun Hardware Collection」のマニュアルをご覧ください。 このコレクション中のマニュアルは、 http://docs.sun.com で参照することができます。
英語および日本語以外のロケールをインストールする場合に発生するバグについて説明します。
Solaris Web Start 3.0 で、インストールの表示言語としてフランス語またはドイツ語を選択した場合、パッケージのカスタマイズに関するメッセージが英語で表示されます。
回避方法: 英語のメッセージを使用してカスタマイズしてください。
Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD を使用して、トルコ語ロケールで対話式インストールを行うことができません。次のエラーメッセージが表示されます。
couldn't set locale correctly |
回避方法: C ロケールでインストールを起動し、トルコ語ロケールを追加してください。
Solaris 7 3/99、Solaris 7 5/99、Solaris 7 8/99、Solaris 7 11/99 オペレーティング環境から Solaris 8 1/01 オペレーティング環境へのアップグレードを行うと、次のようなエラーメッセージがアップグレードログに出力されることがあります。
Doing pkgadd of SUNWplow to /. pkgadd: ERROR: unable to create package object </a/usr/openwin/share/locale/de.ISO8859-15>. file type <s> expected <d> actual unable to remove existing directory at </a/usr/openwin/share/locale/de.ISO8859-15> .... Installation of <SUNWplow> partially failed. pkgadd return code = 2 Doing pkgadd of SUNWpldte to /. WARNING: /a/usr/dt/appconfig/types/de.ISO8859-15 may not overwrite a populated directory. ...... pkgadd: ERROR: /a/usr/dt/appconfig/types/de.ISO8859-15 could not be installed. ....... Installation of <SUNWpldte> partially failed. pkgadd return code = 2 |
この警告は、Solaris 8 1/01 で、アップグレードログに示されたディレクトリがシンボリックリンクからディレクトリに変わったパッケージがインストールされ、さらにディレクトリがシンボリックリンクのままのパッケージもインストールしようとするために発生します。ただし、このエラーによってシステムのオペレーティング環境に問題は発生しません。
回避方法: 問題は発生しないので、上記のエラーメッセージは無視してください。
Solaris 対話式インストールのダイアログにおいて、タイトルはスウェーデン語で表示されますが、以下に示す部分以降がスウェーデン語に翻訳されていないため、英語で表示されます。
You'll be using the initial option ..... |
フランス語およびイタリア語のロケールで、本来は CD のタイトルが表示されるべき箇所に {0} と表示されることがあります。
上記のロケールを使用して Solaris 8 オペレーティング環境をインストールすると、一部のインストール画面が英語で表示されます。また、これらの言語に翻訳されたパッケージが一部インストールされません。次のような警告メッセージが表示されます。
XView warning: "de" kann nicht als Sprachumgebungs-Kategorie Ausgabesprache (gesetzt 端ber Umgebungsvariable(n)) verwendet werden, wenn Standardspracheauf"de_AT.ISO8859-15" gesetzt ist (Server Package) XView warning: Requested input method style not supported. (Server package) |
回避方法: ドイツ語またはフランス語の ISO8859-1 ロケールを使用して、Solaris オペレーティング環境をインストールしてください。
Web Start Kiosk のプロキシを設定するダイアログに「OK」ボタンと「Cancel」ボタンがありますが、ドイツ語の Web Start Kiosk ではこれらのボタンが「Undefined」と表示されます。左側のボタンが「OK」で、右側のボタンが「Cancel」ボタンです。