Solaris 8 7/01 ご使用にあたって (SPARC 版)

スマートカードのバグ情報

スマートカードを取り出してもスクリーンがロックされない (バグ ID: 4463360)

ログアウトしようとしてスマートカードを取り出したが、確認ダイアログで「取消し」をクリックした場合、スマートカードがすでに取り出されている状態でもスクリーンはロックされません。

回避方法 : 次のいずれかを実行してください。

スマートカードのユーザーがログインできない (バグ ID: 4449515)

スマートカードの認証のデフォルト設定を変更して、変更後の設定に PIN 認証メカニズムが含まれていない場合は、スマートカードへのアクセスが行えません。結果として認証メカニズムにアクセスできないため、スマートカードのユーザーはログインできません。

回避方法 : 次のいずれかを実行してください。

スマートカードに対してシステムが反応しない (バグ ID: 4415094)

ocfserv が終了し、ディスプレイがロックされている場合は、スマートカードを挿入しても取り出しても、システムはロックされたままになります。

回避方法 : 次の手順を実行してシステムのロックを解除してください。

  1. ocfserv プロセスが終了したマシンに rlogin します。

  2. 端末ウィンドウで次のように入力して、dtsession プロセスを終了させます。


    % pkill dtsession
    

ocfserv が再起動し、スマートカードのログインおよびその他の機能が復元されます。

スマートカード Management Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目が使用できない (バグ ID: 4447632)

スマートカード Management Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目を使用して 、/etc/smartcard/opencard.properties にあるスマートカードの構成ファイルを編集することができません。 メニュー項目を選択すると、テクニカルサポートを受けないと編集を継続できないことを示す警告メッセージが表示されます。

回避方法 : スマートカード Management Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目は使用しないでください。スマートカードの設定に関する情報は、『Solaris スマートカードの管理』を参照してください。