ログアウトしようとしてスマートカードを取り出したが、確認ダイアログで「取消し」をクリックした場合、スマートカードがすでに取り出されている状態でもスクリーンはロックされません。
回避方法 : 次のいずれかを実行してください。
起動スタイルマネージャの「ログアウト確認ダイアログ」区画で「オフ」を選択する。
いったんログアウトして再度ログインする。
ログイン後は以前のセッションが復元され、スマートカードを取り出すとスクリーンがロックされます。
スマートカードの認証のデフォルト設定を変更して、変更後の設定に PIN 認証メカニズムが含まれていない場合は、スマートカードへのアクセスが行えません。結果として認証メカニズムにアクセスできないため、スマートカードのユーザーはログインできません。
認証のデフォルト設定は変更しない
認証のデフォルト設定を変更する場合は、設定に PIN 認証メカニズムを含めて構成する
ocfserv が終了し、ディスプレイがロックされている場合は、スマートカードを挿入しても取り出しても、システムはロックされたままになります。
回避方法 : 次の手順を実行してシステムのロックを解除してください。
ocfserv プロセスが終了したマシンに rlogin します。
端末ウィンドウで次のように入力して、dtsession プロセスを終了させます。
% pkill dtsession |
スマートカード Management Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目を使用して 、/etc/smartcard/opencard.properties にあるスマートカードの構成ファイルを編集することができません。 メニュー項目を選択すると、テクニカルサポートを受けないと編集を継続できないことを示す警告メッセージが表示されます。
回避方法 : スマートカード Management Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目は使用しないでください。スマートカードの設定に関する情報は、『Solaris スマートカードの管理』を参照してください。