fsflush 呼び出しでファイルシステムメタデータの同期化を行うかどうかを制御します。同期化は、fsflush の N 回目の呼び出しごとに行われます。ここで N は (autoup / tune_t_fsflushr) です。これは整数の割り算であるため、tune_t_fsflushr が autoup より大きいと、コードが反復カウンタが N 以上であるかどうかをチェックするので、同期化は fsflush が呼び出されるたびに行われます。N は fsflush を実行するときに 1 度だけ計算されることに注意してください。その後で tune_t_fsflushr や autoup を変更しても、同期化操作の頻度に影響はありません。
符号付き整数
1 (有効)
0 (無効)、1 (有効)
切り替え (オン/オフ)
はい
なし
一定期間にファイルが頻繁に変更されるため、フラッシュによる負荷がシステムの動作に悪影響を与える場合。システムがリブートされる際に消えたり状態の一貫性がどうなっても構わないファイルは、TMPFS ファイルシステム (/tmp など) に置いた方がいいでしょう。Solaris 7 や Solaris 8 リリースが動作しているシステムでは、mount の -noatime オプションを使用することによって、i ノードトラフィックを減らすことができます。このオプションを使うと、ファイルがアクセスされた時に i ノードの更新が行われません。
リアルタイム処理を行うシステムでは、このオプションを無効にし、アプリケーションによってファイルの同期化を明示的に行い、一貫性を保つことを望むこともあるでしょう。
変更の可能性あり