Solaris DHCP サービス開発ガイド

configure()

目的

構成文字列をデータ格納に渡します。

形式

int configure(const char *configp);

説明

configure() 関数はオプション (省略可能) です。必要とされるパブリックモジュール管理ビーンとともにこの関数が提供されている場合 (データサービス構成ツールと DHCP 管理ツールを参照)、フレームワーク構成層は、パブリックモジュールのロード時にこの関数を呼び出し、パブリックモジュール固有の構成文字列内に渡します。この文字列は、データ格納モジュールのために DHCP サーバー上のフレームワーク構成層によってキャッシュされます。

戻り値

DSVC_SUCCESS, DSVC_MODULE_CFG_ERR

configure() 関数は、モジュールがモジュールのロードをフレームワーク構成層に続けてもらいたければ DSVC_SUCCESS を返し、モジュールのロードを行なってもらいたくなければ DSVC_MODULE_CFG_ERR を返します。後者の例は、構成文字列の形式が適切でないためにモジュールの必要な構成を行えないような場合です。