Sun Fire 880 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル

ホットプラグ操作とホットスワップ操作について

Sun Fire 880 システムは、PCI (Peripheral Component Interconnect) カードのホットプラグ機能をサポートしています。このホットプラグ機能により、システムの他の機能にまったく影響を与えることなく、システムに電源の入った状態で、PCI カードを追加、取り外し、または交換できます。

ホットプラグにより、PCI カード交換によるシステムの停止時間が大幅に低減します。ただし、ホットプラグ手順では、PCI カードの取り外し前にシステムを準備するソフトウェアコマンド、および新しいカード装着後にオペレーティング環境を再構成するソフトウェアコマンドが必要となります。

対照的に、Sun Fire 880 のファントレーおよび電源装置は、ホットスワップ可能です。この 2 つのコンポーネントは、ソフトウェアの事前準備を行うことなく、いつでも、着脱可能です。ホットスワップ可能なシステムコンポーネントについては、『Sun Fire 880 サーバー オーナーマニュアル』を参照してください。


注 -

Sun Fire 880 Remote System Control (RSC) カードは、ホットプラグ可能なコンポーネントではありません。RSC カードでは、その着脱前に、システムの電源を切断し、すべての電源コードを外しておく必要があります。