障害の発生したディスクドライブを特定します。
df、mount、showmount -a および ps -ef コマンドを使用して、交換する予定のドライブに関連する活動またはアプリケーションを確認します。
ドライブに関連するすべての活動を停止します。
システムをバックアップします。
ディスクのパーティションテーブルを確認して保存します。
umount コマンドを使用して、ディスクのファイルシステムをすべてマウント解除します。
システムが Volume Manager を実行している場合は、Volume Manager コマンド vxdisk offline を使用して、ディスクをオフラインにします。オフライン処理は、ディスクが Volume Manager に管理されていない場合も必要です。
luxadm probe、enclosure_name および display サブコマンドを使用して、ドライブのアドレスを特定します。アドレスは、パス名、WWNまたはボックス名とスロット番号です。
luxadm remove_device サブコマンドを使用して、Solaris オペレーティング環境からディスクを削除します (具体的には、/devices と /dev のエントリが削除されます) 。Solstice DiskSuite ソフトウェアを実行している場合は、remove_device -F を使用します。
luxadm remove_device サブコマンドから要求されたら、格納装置からディスクドライブを取り外します。
luxadm insert_device サブコマンドを使用して、Solaris オペレーティング環境にディスクを追加します (具体的には、/devices と /dev ディレクトリに、ディスクの WWN が追加されます) 。
luxadm insert_device サブコマンドから要求されたら、格納装置にディスクドライブを挿入します。
prtvtoc と format コマンドを使用して、パーティションテーブルが必要なファイルシステムに適切であるか確認します。
newfs コマンドを使用して、スライスに新しいファイルシステムを作成し、mount コマンドで新しいファイルシステムをマウントします。