ndd ユーティリティーは、次の 2 通りのモードで使用できます。
非対話モード
対話モード
非対話モードでは、ユーティリティーを起動して特定のコマンドを実行します。コマンドが実行されると、ユーティリティーは終了します。非対話モードでは、ユーティリティーを使用して複数のパラメタ値の取得と設定ができます (詳細については、ndd(1M) のマニュアルページを参照してください)。
ここでは、パラメタ値の変更および表示の方法について説明します。
パラメタ値を変更するには、-set オプションを使用します。
-set オプションを指定して ndd ユーティリティーを起動すると、ユーティリティーは value で指定された値 (必須) をドライバに引き渡し、パラメタに割り当てます。値には /dev/ce ドライバインスタンスを、名称まで含めて指定します。
# ndd -set /dev/ce パラメタ名 値 |
adv パラメタを変更すると、次のようなメッセージが表示されます。
xcvr addr:0x00 - link up 1000 Mbps half duplex |
パラメタ値を表示するには、パラメタ名だけを指定し、値を省略します。
-set オプションを省略すると、照会操作と見なされ、指定されたドライバインスタンスを照会し、指定されたパラメタに関連づけられた値が取得されて表示されます。
# ndd /dev/ce パラメタ名 |
対話モードでパラメタ値を変更するには、次のように ndd /dev/ce と入力します。
ndd ユーティリティーから、パラメタ名の入力を求められます。
# ndd /dev/ce name to get/set? (パラメタ名を入力するか、あるいはすべてのパラメタ名を表示するには ? を入力します) |
パラメタ名を入力すると、ndd ユーティリティーから、パラメタ値の値の入力を求められます (表 1–1 から 表 1–11 までを参照してください)。
ce ドライバでサポートされているパラメタをすべて表示するには、ndd /dev/ce と入力します。
# ndd /dev/ce name to get/set ? ? ? (read only) instance (read and write) adv_autoneg_cap (read and write) adv_1000fdx_cap (read and write) adv_1000hdx_cap (read and write) adv_100T4_cap (read and write) adv_100fdx_cap (read and write) adv_100hdx_cap (read and write) adv_10fdx_cap (read and write) adv_10hdx_cap (read and write) adv_asmpause_cap (read and write) adv_pause_cap (read and write) link_master (read and write) use_int_xcvr (read and write) enable_ipg0 (read and write) ipg0 (read and write) ipg1 (read and write) ipg2 (read and write) rx_intr_pkts (read and write) rx_intr_time (read and write) red_dv4to6k (read and write) red_dv6to8k (read and write) red_dv8to10k (read and write) red_dv10to12k (read and write) tx_dma_weight (read and write) rx_dma_weight (read and write) infinite_burst (read and write) disable_64bit (read and write) name to get/set ? # |