sunpci2test は、差し込み式の SunPCi2 PCI カード (Intel プラットフォームプロセッサを組み込んだアドオンカード) を検査します。このテストは、ほぼ 150 個の POST ルーチンから構成され、診断、ハードウェア検出、および初期設定の機能を実行します。ブリッジ診断テストとシステム診断テストは、本質的な診断のみを行います。その他のほとんどのルーチンは、ハードウェア検出と初期設定のテストであり、失敗する可能性もあります。
sunpci2test はまた、プロセッサのセルフテストからのメッセージを監視、報告します。
検査を行う前に、Microsoft Windows の X ウィンドウを終了してください。X ウィンドウを終了しないと、検査を起動できません。
Microsoft Windows のスタートボタンをクリックします。
「Windows の終了」をクリックします。
「Windows の終了」ウィンドウが表示されます。"コンピュータの電源を切る準備ができました。" メッセージが表示されるまで待ちます。
SunPCi ウィンドウから「ファイル」を選択します。
「ファイル」メニューから「終了」を選択します。
OK をクリックします。
ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS ユーザーマニュアル』を参照してください。
sunpci2test は、常に用意されているデフォルトのパラメタを使用します。つまり、システムごとに個別のオプションを指定することはできません。インスタンス数はあらかじめ 1 (デフォルト値) に設定されており、このテストのローカルコピーは 1 部しか作成できません。
テストモード |
サポート |
説明 |
---|---|---|
接続テスト |
○ |
すべてのテストを実行できます。 |
機能テスト (オフライン) |
○ |
すべてのテストを実行できます。 |
/opt/SUNWvts/bin/sunpci2test 標準引数
sunpci2testには、テスト固有のオプションはありません。
64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは 32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。