Sun Enterprise 10000 DR 構成マニュアル

DR モデル 2.0

DR モデル 2.0 は、Sun Enterprise 10000 のドメイン上にデフォルトで設定される DR モデルとなります。このモデルは、dr_daemon(1M) を使用してドメイン上で行われる DR 操作を制御します。以下の機能やツールを System Service Processor (SSP) 上で使用して DR 操作を行うことができます。

Hostview の使い方についての詳細は、『Sun Enterprise 10000 SSP 3.5 ユーザーマニュアル』および『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』を参照してください。dr シェルおよび ADR コマンドの使い方については、『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』を参照してください。

Solaris 8、7、2.6、および 2.5.1 オペレーティング環境のすべてのリリースで、デフォルトとして設定される DR モデルは DR モデル 2.0 となります。

代替パスソフトウェアをドメイン上に導入する場合、またはすでに使用している場合、DR モデル 2.0 のドメインには、Sun Enterprise サーバーの Alternate Pathing ソフトウェアが必要です。Solaris 8 オペレーティング環境をドメイン上で実行している場合は、AP 2.3.1 を使用してください。

DR モデル 2.0 と代替パスとの相互処理については、DR モデル 2.0 と AP との相互処理を参照してください。代替パスについての詳細は、『Sun Enterprise サーバー Alternate Pathing ユーザーマニュアル』を参照してください。