USB デバイスは、プラグインするとすぐにシステムのデバイス階層に表示されます (prtconf(1M) コマンドで確認できます)。また、デバイスが使用中でない限り、USB デバイスを取り外すとシステムのデバイス階層から消えます。
使用中の USB デバイスを取り外した場合、ホットプラグの動作は若干異なります。使用中の USB デバイスを取り外した場合、デバイスノードは残り、このデバイスを制御しているドライバはデバイス上のすべての動作を停止します。それ以降、このデバイスに発行される新しい入出力動作はエラーで戻されます。
このような場合、システムは元のデバイスを接続するようにプロンプトを表示します。使用中の USB デバイスを誤って取り外してしまった場合は、次のようにして回復します。
元のデバイスを同じポートに接続します。
そのデバイスを使用しているアプリケーションを停止します。
デバイスを取り外します。
元のデバイスが再びプラグインされるまで、USB ポートは使用できません。デバイスが使用できない場合は、USB ポートは次にリブートするまで使用できません。
動作中の、つまり開いているデバイスを削除すると、データの整合性が損なわれる可能性があります。デバイスを取り外す前には、必ずデバイスを閉じるようにしてください。ただし、コンソールキーボードとマウスは例外で、動作中でも移動することができます。