SunVTS 4.6 ユーザーマニュアル

Test Execution

図 A-11 Test Execution ダイアログボックス

Graphic

表 A-11 Test Execution ダイアログボックスの説明

項目 

説明 

Stress 

負荷モードで実行します。通常よりシステム負荷が大きくなります。 

注: 今後の SunVTS のバージョンでは、このオプションは削除されます。 

Verbose 

SunVTS メッセージウィンドウに詳細メッセージを表示します。 

Core File 

テストセッションがコアダンプしたときに、コアファイルを作成します。 

Core File を無効にした場合は、コアファイルは作成されず、エラーの原因となったシグナルを示すメッセージが表示、記録されます。 

「デバッグ機能の使用方法」を参照してください。

Run On Error 

無効に設定した場合は、エラーが発生すると、SunVTS がテストを停止します。 

有効にした場合は、エラーが Max error の値に達するまでテストは続行されます。 

Max Passes 

各テストの最大実行回数を指定します。デフォルトは、無制限を示す 0 です。

Max Errors 

エラーの最大許容回数を指定します (Run On Error オプションが有効な場合にのみ使用)。エラーが指定回数に達すると、テストセッションが停止します。デフォルト値の 0 は、エラーが発生しても SunVTS カーネルによってテストが停止しないことを意味します。

Max Time 

テストセッションの最大実行時間を分単位で指定します。デフォルトは、無制限を示す 0 です。 

Delay Time 

連続する 2 つのテスト実行の間の休止時間を秒単位で指定します。このオプションでは、それを指定したレベルによって以下のように異なるテスト動作が行われます。 

  • システムレベル ― 選択されたすべてのテストの実行の間に、遅延が発生します。

  • グループレベル ― このグループで選択されたテストの実行の間に、遅延が発生します。

  • デバイスレベル ― このデバイスで選択されたテストの実行の間に、遅延が発生します。

0 〜 60 の値を選択してください。デフォルトのゼロ (0) は遅延を行いません。このオプションは、グラフィックデバイステストなどのテストの実行に便利です。テストの実行の間に遅延を追加することで、SunVTS のメインウィンドウで選択をする時間が得られます。 

Number of Instances 

個々のスケーラブルテストに対するインスタンス数を指定します。