systest は、入出力チャネル、メモリーチャネル、CPU チャネルをスレッドとして同時に動作させ、CPU ボードを検査します。systest には、簡易テストオプションはありません。これは、CPU ストレステストです。
ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS 4.6 ユーザーマニュアル』を参照してください。
テストモード |
サポート |
説明 |
---|---|---|
接続テスト |
× |
サポートされていません。 |
機能テスト (オフライン) |
○ |
すべてのテストを実行できます。 |
/opt/SUNWvts/bin/systest 標準引数 -o -io=Enable|Disable-mem=Enable|Disable, -cpu=Enable|Disable, -dev=システム
表 57-2 systest のコマンド行構文
引数 |
説明 |
---|---|
io=Enable|Disable |
非同期入出力テストを有効または無効にします。 |
mem=Enable|Disable |
メモリーテストを有効または無効にします。 |
cpu=Enable|Disable |
CPU テストを有効または無効にします。 |
dev=システム |
擬似デバイス名を指定します。 |
64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。