SunVTS 4.6 テストリファレンスマニュアル

第 57 章 システムテスト (systest)

systest は、入出力チャネル、メモリーチャネル、CPU チャネルをスレッドとして同時に動作させ、CPU ボードを検査します。systest には、簡易テストオプションはありません。これは、CPU ストレステストです。

systest のオプション

ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS 4.6 ユーザーマニュアル』を参照してください。

図 57-1 systest のテストパラメタオプションダイアログボックス

Graphic

systest のテストモード

表 57-1 systest のテストモード

テストモード 

サポート 

説明 

接続テスト 

× 

サポートされていません。 

機能テスト 

(オフライン) 

○ 

すべてのテストを実行できます。

systest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/systest 標準引数 -o -io=Enable|Disable-mem=Enable|Disable, -cpu=Enable|Disable, -dev=システム

表 57-2 systest のコマンド行構文

引数 

説明 

io=Enable|Disable

非同期入出力テストを有効または無効にします。 

mem=Enable|Disable

メモリーテストを有効または無効にします。 

cpu=Enable|Disable

CPU テストを有効または無効にします。 

dev=システム

擬似デバイス名を指定します。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。