Solaris 8 2/02 DOCUMENTATION CD (アジア言語版) に含まれている『Solaris 8 2/02 ハードウェア互換リスト (Intel 版)』の AnswerBook および PDF ファイルで、最初の章のタイトルが「Solaris 8 10/01 ハードウェア互換リスト (Intel 版)」となっていますが、これは誤りです。正しくは「Solaris 8 2/02 ハードウェア互換リスト (Intel 版)」です。
Solaris 8 2/02 DOCUMENTATION CD (アジア言語版) に含まれている『Solaris 8 のインストール (上級編)』(Part No: 816-3472-10) の AnswerBook および PDF ファイルで、コマンド入力例内の逆引用符 (`) が正しく表示されていない箇所があります。
回避方法 : 以下のように読み換えてください。
第 7 章「システム構成情報の事前設定」の「NIS+ を使ってロケールを事前設定する方法」
手順 2 の 2 行目
locale=,nogw= comment=,nogw= locale.org_dir.`nisdefaults -d` |
手順 3 の 2 行目
locale.org_dir.`nisdefaults -d` |
第 24 章「カスタム JumpStart オプション機能の使用」の「finish スクリプトによるルート環境のカスタマイズ」
「使用例: finish スクリプトによるルート環境のカスタマイズ」の 8 行目
set history=100 savehist=200 filec ignoreeof prompt="\$user@`uname -n`> " |
第 25 章「カスタムルールおよびプローブキーワードの作成方法」の「custom_probes ファイルとキーワードの例」
「custom_probes ファイル」の 10 行目
SI_TCX=`modinfo | grep tcx | nawk '{print $6}'` |
「UFS スナップショットのバックアップ」に記載されているコード例のうち、次の mount コマンドの記述は正しくありません。
# mount -F UFS -o ro /dev/fssnap/1 /backups/home.bkup |
正しい mount コマンドの使用方法は、次のとおりです。
# mount -F ufs -o ro /dev/fssnap/1 /backups/home.bkup |
英語以外の言語に翻訳された新機能リストが、Solaris Web Start 3.0 の Kiosk に含まれていません。
回避方法: 日本語版の新機能リストについては、『Solaris 8 デスクトップユーザーズガイド (追補)』、『Solaris 8 のシステム管理 (追補)』、『Solaris 8 のソフトウェア開発 (追補)』の「新機能の概要」を参照してください。
スペイン語、イタリア語、ドイツ語の『CDE Users's Guide』(AnswerBook2) において、一部のグラフィックが正しく表示されません。
回避方法 : http://docs.sun.com 上の『CDE Users's Guide』を参照してください。
AnswerBook2 ソフトウェアはバージョン 1.4.3 にアップグレードされましたが、「AnswerBook2 Help Collection」中のマニュアルでは、バージョン 1.4.2 と記述されています。バージョン番号以外については、正しい情報が記載されています。
上記のマニュアルには、次に示すような誤った内容の情報が記述されています。
Adaptec の Ultra デバイスは、cadp ドライバによってサポートされています。
Adaptec の Ultra デバイスは、PCI ホットプラグ機能をサポートしています。
以下に訂正・補足情報を示しますす。
次に示す Adaptec の Ultra SCSI デバイスは、cadp ドライバではなく、adp ドライバによってサポートされています。
AHA-2940AU
AHA-2940U
AHA-2940U Dual
AHA-2940UW
AHA-2940UW Dual
AHA-2944UW
AHA-3940AU
AHA-3940AUW
AHA-3940AUWD
AHA-3940U
AHA-3940UW
これらの Ultra SCSI デバイスは、PCI ホットプラグ機能をサポートしていません。ただし、cadp ドライバによってサポートされている Ultra 2 SCSI デバイスは、PCI ホットプラグをサポートしています。
DOCUMENTATION CD (アジア言語版) および http://docs.sun.com 上の『Solaris 8 ハードウェア互換リスト (Intel 版)』の「Solaris 検証プログラム」において、「互換ハードウェアリストは、http://soldc.sun.com/support/drivers/hcl.html で参照できます。」または「互換ハードウェアリストは、http://soldc.sun.com/support/drivers/hcl で参照できます。」と記載されています。これらの URL へのリンクをクリックしても、互換ハードウェアリストのページが表示されません。また、前者の URL http://soldc.sun.com/support/drivers/hcl.html は正しくありません。
回避方法 : Web ブラウザで、表示する URL として http://soldc.sun.com/support/drivers/hcl または http://soldc.sun.com/support/drivers/hcl_ja を手動で入力してください。互換ハードウェアリストのページが表示されます。
「セットアップとファイル」の 「ATOK12 セットアップとファイル構成」において、複数の入力サーバーが動作している場合の ATOK12 の指定方法が記述されていますが、環境変数 XMODIFIERS の値として指定する内容の記述に誤りがあります。以下のように読み替えてください。
(誤) @im=atok12 (正) @im=htt
セクション 3x の日本語マニュアルページを表示しようとしてセクション指定オプションなしで man コマンドを実行すると、以下の例に示すように、マニュアルページが表示されません。
例: jconv(3x) の場合
# man jconv マニュアルには jconv のエントリがありません。 |
回避方法 : セクション 3x のマニュアルページを表示する場合は、man コマンドの実行時に、-s オプションを使用してセクション名 3x を指定してください。
例: jconv(3x) の場合
% man -s 3x jconv マニュアルを清書中です。しばらくお待ちください... ディレクトリ名は 3curses に変わりました 終了 その他ライブラリ関数 jconv(3X) 【名前】 jconv, tojupper, tojlower, tojhira, tojkata, atojis, jistoa, toujis, kutentojis - ワイド文字の変換 【形式】 #include int tojupper(int c, ...); . . . <<以降省略>> |
この回避方法が必要なマニュアルページは、次のとおりです。
libjapanese に関するマニュアルページ
sman3x: | ||
atojis.3x | isjpunct.3x | tojupper.3x |
ceuctoibmj.3x | isjrussian.3x | toujis.3x |
cibmjtoeuc.3x | isjsci.3x | ujtojis.3x |
cjistosj.3x | isjspace.3x | ujtojis7.3x |
cjistouj.3x | isjspecial.3x | ujtojis8.3x |
csjtojis.3x | isjunit.3x | ujtosj.3x |
csjtouj.3x | isjupper.3x | wstrcat.3x |
cujtojis.3x | jconv.3x | wstrchr.3x |
cujtosj.3x | jctype.3x | wstrcmp.3x |
euctoibmj.3x | jis7tosj.3x | wstrcpy.3x |
ibmjcode.3x | jis7touj.3x | wstrcspn.3x |
ibmjtoeuc.3x | jis8tosj.3x | wstrdup.3x |
isj1bytekana.3x | jis8touj.3x | wstring.3x |
isjalpha.3x | jisconv.3x | wstrlen.3x |
isjdigit.3x | jistoa.3x | wstrncat.3x |
isjgen.3x | jistosj.3x | wstrncmp.3x |
isjgreek.3x | jistouj.3x | wstrncpy.3x |
isjhankana.3x | kutentojis.3x | wstrpbrk.3x |
isjhira.3x | sjtojis.3x | wstrrchr.3x |
isjis.3x | sjtojis7.3x | wstrspn.3x |
isjkanji.3x | sjtojis8.3x | wstrtod.3x |
isjkata.3x | sjtouj.3x | wstrtok.3x |
isjline.3x | tojhira.3x | wstrtol.3x |
isjlower.3x | tojkata.3x | |
isjparen.3x | tojlower.3x |
仮名漢字入力変換マネージャライブラリに関するマニュアルページ
man3x | |||
cm.3x | cm_close.3x | cm_open.3x | cm_put.3x |
なお、この例で man コマンド実行時に表示される "ディレクトリ名は 3curses に変わりました" というメッセージは、上記のマニュアルページには該当しないので無視してください。
/usr/openwin/bin/contrast は提供されなくなったのに、その日本語マニュアルページが提供されています。
回避方法 : contrast の日本語マニュアルページは無視してください。
日本語ロケール環境で dtpower のマニュアルページを参照する場合、マニュアルページの検索パス (環境変数 MANPATH) の順番で /usr/dt/share/man が /usr/openwin/share/man より先になっていると、英語のマニュアルページが表示されてしまいます。
回避方法 : dtpower の日本語マニュアルページを参照するには、MANPATH 環境変数で /usr/openwin/share/man を /usr/dt/share/man より先に指定して下さい。または、以下の方法でも dtpower の日本語マニュアルページを参照できます。
% man -M /usr/openwin/man dtpower |