ボリュームマネージャのメッセージを表示するためのダイアログウィンドウは XViewTM アプリケーションなので、ja_JP.PCK ロケールおよび ja_JP.UTF-8 ロケールでは英語表示で起動されます。
ja ロケールで登録したカレンダは、ja_JP.PCK ロケール および ja_JP.UTF-8 ロケールで起動されたカレンダ・マネージャで見ることができません (ja_JP.PCK ロケールまたは ja_JP.UTF-8 ロケールで作成した場合も同様です)。
ja_JP.PCK ロケール または ja_JP.UTF-8 ロケールでメールファイルを印刷する場合、$HOME/.dt/types に次のような内容のファイルを dtmail.dt というファイル名で作成してください。
次の例は、Sun が一般的にサポートしている EUC 対応のプリンタを想定して設定しています。
iconv(1) を利用する場合:
iconv でプリンタがサポートする符号化方式に合わせて変更してください。指定方法については、iconv(1)、iconv(3) のマニュアルページを参照してください。
例 1:ja_JP.PCK ロケールで印刷する場合
ACTION Print { LABEL Print ARG_TYPE DTMAIL_FILE TYPE COMMAND WINDOW_TYPE NO_STDIO EXEC_STRING sh -c ' \ dtmailpr -p -f %(File)Arg_1% | \ iconv -f PCK -t eucJP | \ dtlp -u %(File)Arg_1%;' } |
例 2:ja_JP.UTF-8 ロケールで印刷する場合
ACTION Print { LABEL Print ARG_TYPE DTMAIL_FILE TYPE COMMAND WINDOW_TYPE NO_STDIO EXEC_STRING sh -c ' \ dtmailpr -p -f %(File)Arg_1% | iconv -f \ UTF-8-Java -t eucJP | dtlp -u %(File)Arg_1%;' } |
mp(1) を使用する場合:
ja、ja_JP.PCK、ja_JP.UTF-8 ロケール用の dtmail.dt を作成する必要はありませんが、ja_JP.UTF-8 の場合にフォントが Bitmap から作成され印刷の質が劣るという問題と、バナー情報の日本語が正しく表示されないという問題があります。
ACTION Print { LABEL Print ARG_TYPE DTMAIL_FILE TYPE COMMAND WINDOW_TYPE NO_STDIO EXEC_STRING sh -c ' \ dtmailpr -p -f %(File)Arg_1% | mp \ | dtlp -u %(File)Arg_1%;' } |