Solaris 8 のインストール (上級編)

ディスク容量の再配置を使用するアップグレード

Solaris 8 対話式インストールプログラムや Solaris Web Start のアップグレードオプションには、アップグレードに十分なディスク容量が現在のファイルシステム上にない場合、ディスク容量を再配置する機能があります。自動再配置機能が、アップグレードが成功するようにディスク容量を再配置します。

Solaris Web Start の自動配置機能がディスク容量をどのように再配置するかを決定できない場合は、Solaris 8 対話式インストールプログラムを使用してアップグレードを行う必要があります。

Solaris 8 対話式インストールプログラムの自動配置機能が、ディスク容量をどのように再配置するかを決定できない場合は、移動または変更してもよいファイルシステムを指定してから再び自動配置機能を実行します。

カスタム JumpStart によるアップグレードでアップグレード用プロファイルを作成する際に、ディスク容量が問題になることがあります。現在のファイルシステムに十分なディスク容量がない場合は、backup_medialayout_constraint キーワードを使用してディスク容量を再配置することができます。backup_medialayout_constraint キーワードの使用例については、例 23–5 を参照してください。