Solaris 8 のインストール (上級編)

boot_device プロファイルキーワード

boot_device device eeprom

boot_device には、JumpStart がルート (/) ファイルシステムをインストールするデバイスと、システムのブートデバイスを指定します。

boot_device キーワードをプロファイルに指定しない場合、インストール中にデフォルトで次の boot_device キーワードが指定されます。boot_device any update

device – 以下の値のいずれかを使用して、ブートデバイスにするデバイスを指定します。

eeprom - システムの EEPROM を変更または保存する場合に選択します。

システムの EEPROM を、指定したブートデバイスに変更または保存する場合に選択します。

preserve 値を指定する必要があります。


SPARC のみ –

SPARC システムでは、システムの現在のブートデバイスを変更する場合、eeprom の値でもシステムの EEPROM を変更できます。これにより、システムは新しいブートデバイスから自動的にブートできます。


例:

boot_device c0t0d0s2 update

注 –

boot_device は、ルートファイルシステムを指定する filesys キーワードと root_device キーワード (指定した場合) に一致する必要があります。