sdtudc_map(4)
名前 | 形式 | 機能説明 | ファイル | 関連項目 | 注意事項
名前
- sdtudc_map– ユーザー定義文字変換マップ
形式
/usr/dt/config/$LANG/sdtudc_map
機能説明
- a9a1,a9ff f5a1
- aaa1,aaff f6a1
- aba1,abff f7a1
- aca1,acff f8a1
- ada1,adff f9a1
- aea1,aeff faa1
- afa1,afff fba1
sdtudc_map は sdtudc_convert(1) 、 sdtudc_extract(1) のデフォルトの文字変換マップファイルで、Solaris 2.5.1 以前のユーザー定義文字の利用環境から Solaris 2.6 およびその互換バージョンのユーザー定義文字の利用環境へ移行する場合に参照されます。ファイルは一般のテキストファイル形式になっており、通常のテキストエディタで編集できます。
行の最初に ' #' があるとその行を注釈行として解釈し、 読み飛ばします。
各行には変換される文字コードと変換先の文字コードを記述します。 各変換元の初めと終わりは ',' で、変換元と変換先は '\t' で区切らなければなりません。
ja ロケールの場合の初期値は以下の通りです。これは、コードセット 1 の 9 区 - 15 区のコードポイントをコードセット 1 の 85 区 - 91 区に変換する例です。
一行目を例にとると、sdtudc_extract(1) では、指定フォントファイルから 0xa9a1 - 0xa9ff 間に登録されているユーザー定義 文字を抜き出し、0xf5a1 から始まる値に変換します。また、sdtudc_convert(1) では、テキスト中の 0xa9a1 - 0xa9ff 間のコードポイントを 0xf5a1 から始まるコードポイントに変換します。
ファイル
関連項目
注意事項
変換先のコードポイントには、必ず、f5a1 以上の値を指定してください。
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