cvc(7D)

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名前

cvc– 仮想コンソールドライバ

機能説明

cvc 仮想コンソールドライバは、ネットワークコンソールを利用可能にする STREAMS ベースの擬似ドライバです。cvc へのドライバインタフェースは console(7D) です。

cvc ドライバは、論理的に console ドライバの下位に位置するドライバです。cvc は、ネットワークコンソール接続が動作中の場合に、コンソール出力を cvcredir(7D) ドライバに切り替えます。ネットワークコンソール接続が動作していない場合は、cvc はコンソールの出力先を内部ハードウェアのインタフェースに変更します。

cvc ドライバは、cvcredir と内部ハードウェアからのコンソール入力を受け取り、/dev/console に結び付けられているプロセスに渡します。

注意事項

cvc の機能は、SunOS の wscons(7D) の機能に取って代わるものです。この両方を、同時に使用しないでください。wscons ドライバは、直接に接続されたコンソール (フレームバッファやキーボード) を持つシステムで有用ですが、ローカルのキーボードやフレームバッファーを持たない、cvc を使用するプラットフォームでは有用ではありません。

属性

以下の属性については、attributes(5) を参照してください。

属性タイプ	属性値
アーキテクチャ	Sun Enterprise 10000 サーバー、Sun Fire 15000 サーバー
使用条件	SUNWcvc.u

関連項目

cvcd(1M), attributes(5), console(7D), cvcredir(7D), wscons(7D)

『Sun Enterprise 10000 SSP リファレンスマニュアル』

『Sun System Management Services (SMS) Reference Manual』

SunOS 5.8  最終更新日 2000 年 9 月 15 日

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