SEAM を最大限に使用するには、製品を特定の順序でインストールする必要があります。必要ならこの順序を変えることもできますが、その場合一部の手順を繰り返したり、構成ファイルを手動で変更する必要が生ずることもあります。
表 2-1 最初の手順: SEAM の構成順序|
作業 |
説明 |
参照箇所 |
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1. SEAM のインストール計画を作成する | ソフトウェアのインストールを始める前に、構成に関する諸問題を検討し、決定を行う | 『Sun Enterprise Authentication Mechanism 1.0.1 ガイド』の「SEAM の計画」 |
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2. (省略可能) NTP をインストールする | SEAM が正しく動作するには、同じレルムにあるすべてのシステムのクロックが同期していなければならない | 『Sun Enterprise Authentication Mechanism 1.0.1 ガイド』の「KDC と SEAM クライアント間のクロックの同期」 |
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3. (省略可能) SEAM 事前構成手順を実行する | 多数のホストがあるサイトのインストールを簡単にするには、この手順を実行すればインストール情報の多くを NFS サーバーに格納できます。この情報は、インストール時に使用される | 「SEAM インストールを事前構成するには」 |
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4. SEAM ソフトウェアのインストール手順を実行する | SEAM ソフトウェアパッケージをクライアントまたはサーバーにインストールする | 「GUI を使って SEAM ソフトウェアをインストールするには」 |
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5. マスター KDC サーバーを構成する | あるレルムのマスター KDC サーバーとデータベースを構成および構築する手順 | 『Sun Enterprise Authentication Mechanism 1.0.1 ガイド』の「KDC サーバーの構成」 |
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6. SEAM の構成に必要なその他の手順 | スレーブ KDC、SEAM クライアント、SEAM NFS サーバーを構成する手順、およびその他の有益な作業 | 『Sun Enterprise Authentication Mechanism 1.0.1 ガイド』の「SEAM 構成の作業マップ」 |