マスター KDC インストールの過程で、すべてのクライアントパッケージ、スレーブ KDC パッケージ、および、マスター KDC サーバーだけで必要なファイルやユーティリティを含むパッケージがインストールされます。この過程では、root の crontab ファイルが編集され、起動スクリプトが /etc/init.d/kdc.master にインストールされます。KDC へのアクセスを制御するファイル /etc/krb5/kadm5.acl と KDC データベースの伝達を制御するファイル /etc/krb5/kpropd.acl が追加されます。KDC データベースのセキュリティには、これらのファイルのセキュリティを確保することが重要です。