Communications Server には、内部レジストリが付属していません。Web サービスを内部レジストリに発行するには、レジストリを Application Server にダウンロードし、インストールする必要があります。Web サービスを外部レジストリに発行するには、外部レジストリのアドレスを指定します。
管理コンソールで Web サービスレジストリを追加または削除するには、「Application Server」>「Web サービス」|「レジストリ」の順に選択します。このページで、レジストリアクセスポイント (RAP) を作成します。レジストリを追加する場合、次のパラメータを指定します。
JNDI 名: レジストリの接続リソースプール (JNDI) 名。このコネクタリソースの JNDI 名は、レジストリの JNDI 名です。
追加するレジストリの種類を選択します。 UDDI 3.0、ebXML のいずれかです。
「発行 URL」および「照会 URL」: レジストリの発行用アドレスと照会用アドレスをそれぞれ指定します。形式は http://<hostname>/<path of registry installation> です。
レジストリのユーザー名とパスワード。
次の手順によって、レジストリ JNDI 名が作成されます。
レジストリと通信できるリソースアダプタが作成されます。
アプリケーションサーバーのコンテキストでは、JAXR リソースアダプタは UDDI レジストリと通信するように事前設定されています。また、SOA レジストリリソースアダプタモジュールをダウンロードすることもできます。SOA レジストリは、Sun 独自の ebXML レジストリです。
リソースアダプタを使用して、接続リソースプールを作成します。
作成した接続プールを使用して、コネクタリソースを作成します。
管理コンソールで Web サービスを発行するには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「発行」の順に選択します。
「Web サービスの発行」画面で、Web サービスの発行対象のレジストリを 1 つ以上選択し、「発行」をクリックします。利用可能なレジストリをすべて発行するには、「すべて追加」ボタンをクリックします。
レジストリ内でこの Web サービスを表示するカテゴリを入力します。各カテゴリを区切るには、コンマを使用します。カテゴリは、使用中のレジストリに定義されます。この Web サービスの説明を入力します。UDDI レジストリに発行する場合、Oganization の名前を入力します。
ロードバランサを使用する場合は、ロードバランサのホスト名、ポート番号、および SSL ポート番号を入力します。Web サービスを外部レジストリに発行する場合、WSDL はインターネットを通じて検出されますが、これらのオプションによって WSDL ファイルに指定されたホスト名とポート名はロードバランサのホスト名とポート名に置き換えられます。
Web サービスを発行解除するには、「Web サービスの発行」画面で、Web サービスを発行解除するレジストリを選択し、「発行解除」をクリックします。