Sun GlassFish Communications Server 2.0 管理ガイド

ロギングの設定

ここでは、次の内容について説明します。

ログの一般設定

管理コンソールを使用してログの一般設定を設定するには、次の手順に従います。

「一般」ページで適切な値を入力し、必要に応じてログをカスタマイズします。Communications Server を停止して再起動します。

各設定パラメータの設定の詳細については、管理コンソールで「ヘルプ」をクリックしてください。

これらのログ設定を asadmin で設定するには、get および set コマンドを使用します。

ログレベルの設定

管理コンソールを使用してログレベルを設定するには、次の手順に従います。

このページで、一覧表示されたモジュールのログレベルを設定します。アプリケーションロガーのログレベルを設定するには、「追加プロパティー」領域を使用します。モジュールのロガーのリストについては、「モジュールのログレベル」を参照してください。

各設定パラメータの設定の詳細については、管理コンソールで「ヘルプ」をクリックしてください。

これらのログ設定を asadmin で設定するには、get および set コマンドを使用します。

たとえば、SIP コンテナのログレベルを「FINE」に設定する場合は、次の set コマンドを使用します。

asadmin set server-config.log-service.module-log-levels.property.sip=FINE

SIP メッセージ検査

SIP メッセージ検査機能は、Communications Server での SIP トラフィックのトラブルシューティングに役立ちます。この機能は、SMI ログドメインのレベルを「FINE」に設定することで有効になります。

Procedure管理コンソールを使用して SIP メッセージ検査を有効にする

  1. ブラウザで管理コンソールを開きます。

  2. 開発者プロファイルの場合は、「Application Server」->「ログ」->「ログレベル」の順に選択します。クラスタプロファイルの場合は、「設定」->「設定」->「ログ」->「ログ設定」->「ログレベル」の順に選択します。

  3. 「ログレベル」ページの「追加のプロパティー」領域で、smi プロパティーを「FINE」に設定します。

Procedure管理 CLI を使用して SIP メッセージ検査を有効にする

  1. 端末ウィンドウで asadmin ユーティリティーを開きます。

  2. 次のコマンドを使用します。

    asadmin set server-config.log-service.module-log-levels.property.smi=FINE

サーバーログの表示

ログファイルを表示するには、次の手順に従います。

設定内容に基づいたログ結果を表示するには、「検索基準」領域に示されているオプションを使用します。