管理コンソールの「Java メッセージサービス」ページを使用して、すべての JMS 接続で使用するプロパティーを設定します。管理コンソールで、「設定」 >「Java メッセージサービス」の順に選択します。「Java メッセージサービス」ページで、次の JMS サービスの一般設定を制御できます。
「起動タイムアウト」の間隔を選択します。これは、起動が中止されないように JMS サービスが開始するのを Communications Server が 待機する時間を示します。
「JMS サービス」のタイプを選択します。これは、JMS サービスをローカルホストで管理するか、リモートホストで管理するかを指定します。
「起動引数」を指定して、JMS サービスの起動をカスタマイズします。
「再接続」チェックボックスにチェックマークを付けて、接続が失われたときに JMS サービスがメッセージサーバーまたは AddressList で指定したアドレスのリストに再接続を試みるように指定します。
「再接続間隔」を秒数で指定します。これは、AddressList で指定した各アドレスおよびリストの次のアドレスへの試行に適用されます。間隔が短すぎると、ブローカにリカバリする時間が与えられません。間隔が長すぎると、再接続が許容できない遅延を示す場合があります。
再接続の試行回数を指定します。このフィールドに、クライアントランタイムがリストの次のアドレスを試行する前に、AddressList に指定した各アドレスへの接続 (または再接続) を試行する回数を入力します。
デフォルトの JMS ホストを選択します。
「アドレスリストの動作」ドロップダウンリストで、接続の試行を AddressList で指定したアドレスの順序 (priority) で行うか、またはランダムな順序 (random) で行うかを選択します。
「アドレスリストの繰り返し」フィールドで、接続の確立または再確立のために、AddressList を介して JMS サービスが反復する回数を入力します。
デフォルト以外のスキームまたはサービスを使用する場合は、「MQ スキーム」および「MQ サービス」フィールドに、Message Queue アドレススキーム名と Message Queue 接続サービス名を入力します。
これらのすべてのプロパティーの値は実行時にも更新できます。ただし、更新された値を取得するのは、プロパティーの更新後に作成された接続ファクトリのみです。既存の接続ファクトリは元のプロパティー値のままになります。
コマンド行ユーティリティーを使用して JMS プロバイダを管理するには、set または jms-ping コマンドを使用します。
プロバイダとホストをリモートシステムに変更すると、すべての JMS アプリケーションがリモートサーバーで実行するようになります。ローカルサーバーと 1 つまたは複数のリモートサーバーを使用するには、リモートサーバーにアクセスする接続を作成する AddressList プロパティーを使用して、接続ファクトリリソースを作成します。