このプロパティーは、activation-config-properties として MDB の Sun 固有の配備記述子に指定されています。リソースアダプタのすべてのプロパティーは、有効化仕様でオーバーライドできます。有効化仕様のみで使用できるプロパティーを、次の表に示します。
プロパティー名 |
有効な値 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|---|
MaxPoolSize |
整数 |
8 |
同時メッセージ配信用のリソースアダプタによって、内部で作成されるサーバーセッションプールの最大サイズ。これは MDB オブジェクトの最大プールサイズに等しくなるべきです。 |
MaxWaitTime |
整数 |
3 |
リソースアダプタは、その内部プールからサーバーセッションを取得するために、このプロパティーに指定された秒単位の時間を待機します。この制限を超えると、メッセージ配信が失敗します。 |
SubscriptionDurability |
持続性または非持続性 |
非持続性 |
JMS 1.1 仕様に指定されている SubscriptionDurability |
SubscriptionName |
なし |
JMS 1.1 仕様に指定されている SubscriptionName |
|
MessageSelector |
有効なメッセージセレクタ |
なし |
JMS 1.1 仕様に指定されている MessageSelector |
ClientID |
有効なクライアント ID |
なし |
JMS 1.1 仕様に指定されている ClientID |
ConnectionFactoryJndiName |
有効な JNDI 名 |
なし |
JMS プロバイダで作成された接続ファクトリの JNDI 名。この接続ファクトリはリソースアダプタが接続を作成し、メッセージを受け取るために使用します。ProviderIntegrationMode が jndi と設定されている場合にのみ使用します。 |
DestinationJndiName |
有効な JNDI 名 |
なし |
JMS プロバイダで作成された送信先の JNDI 名。この送信先は、リソースアダプタが接続を作成し、メッセージを受け取るために使用します。ProviderIntegrationMode が jndi と設定されている場合にのみ使用します。 |
DestinationType |
javax.jms.Queue または javax.jms.Topic |
NULL |
MDB が待機する送信先のタイプ。 |
DestinationProperties |
コンマで区切られた名前と値のペア |
なし |
JMS クライアントの送信先の javabean プロパティー名と値を指定します。ProviderIntegrationMode が javabean である場合にのみ必要です。 |
RedeliveryAttempts |
整数 |
MDB でメッセージによって実行時例外が発生した場合に、メッセージが配信される回数。 |
|
RedeliveryInterval |
秒単位での時間 |
MDB でメッセージによって実行時例外が発生した場合に、配信を繰り返す間隔。 |
|
SendBadMessagesToDMD |
true/false |
False |
配信の試行回数を超えた場合に、リソースアダプタがデッドメッセージ送信先にメッセージを送信すべきかどうかを示します。 |
DeadMessageDestinationJndiName |
有効な JNDI 名。 |
なし |
JMS プロバイダによって作成された送信先の JNDI 名。これは、デッドメッセージのターゲット送信先です。これは ProviderIntegrationMode が jndi の場合にのみ使用します。 |
DeadMessageDestinationClassName |
送信先オブジェクトのクラス名。 |
なし |
ProviderIntegrationMode が javabean の場合に使用します。 |
DeadMessageDestinationProperties |
コンマで区切られた名前と値のペア |
なし |
JMS クライアントの送信先の javabean プロパティー名と値を指定します。これは ProviderIntegrationMode が javabean の場合のみ必要です。 |
ReconnectAttempts |
整数 |
例外リスナーが接続時のエラーをキャッチした場合に試行される再接続の回数。 |
|
ReconnectInterval |
秒単位での時間 |
再接続の間隔。 |