Sun GlassFish Communications Server 2.0 管理ガイド

その他のセキュリティー機能の設定

Communications Server は、SOAP 処理レイヤー内に統合化されたメッセージセキュリティープロバイダを使用して、メッセージセキュリティーを実装します。メッセージセキュリティープロバイダは、Communications Server のその他のセキュリティー機能に依存します。

  1. バージョン 1.5.0 より前のバージョンの Java SDK を使用し、暗号化技術を使用する場合は、JCE プロバイダを設定します。

  2. JCE プロバイダの設定については、「JCE プロバイダの設定」を参照してください。

  3. ユーザー名トークンを使用する場合は、必要に応じてユーザーデータベースを設定します。ユーザー名およびパスワードトークンを使用する場合は、適切なレルムを設定し、このレルムに適切なユーザーデータベースを設定する必要があります。

  4. 必要に応じて証明書と非公開鍵を管理します。

次の手順

Communications Server の機能の設定が完了し、メッセージセキュリティープロバイダがそれらの機能を使用できるようになると、Communications Server とともにインストールされたプロバイダを有効にできます。その手順については、「メッセージセキュリティーのためのプロバイダの有効化」を参照してください。