Sun GlassFish Communications Server 2.0 管理ガイド

コネクタリソースの管理

Procedureコネクタリソースを作成する

コネクタリソース (データソース) は、アプリケーションに EIS への接続を提供します。

始める前に

コネクタリソースを作成する前に、まずコネクタ接続プールを作成します。

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「コネクタリソース」ノードを展開します。

  3. 「コネクタリソース」ページで、「新規」をクリックします。

  4. 「新しいコネクタリソース」ページで、リソースの設定を指定します。

    1. 「JNDI 名」フィールドに一意の名前入力します (たとえば、eis/myERP )。

    2. 「プール名」コンボボックスで、新しいコネクタリソースを作成する接続プールを選択します。

    3. リソースを使用不可に変更するには、「ステータス」チェックボックスのチェックマークを外します。

      デフォルトでは、リソースは使用可能 (有効) で作成されます。

    4. 次のいずれかの操作を行います。

      • クラスタプロファイルを使用している場合は、ページに「ターゲット」領域が表示されます。「ターゲット」領域の「利用可能」フィールドで、コネクタリソースを作成するドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスを選択し、「追加」をクリックします。コネクタリソースを、「選択」フィールドに表示されているドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスに配備しない場合は、フィールドでいずれかの対象を選択して「削除」をクリックします。

      • ドメインを開発者プロファイルで実行している場合は、手順 5 に進みます。

  5. 「了解」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド

create-connector-resource

Procedureコネクタリソースを編集する

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「コネクタリソース」ノードを展開します。

  3. 編集するコネクタリソースのノードを選択します。「コネクタリソースを編集」ページで、接続の設定を変更できます。

  4. 次のいずれかの操作を行います。

    • クラスタプロファイルまたはエンタープライズプロファイルを使用している場合は、「ターゲット」タブ付き区画が表示されます。「ターゲット」タブ付き区画では、各ターゲットのコネクタリソースを有効または無効にすることができます。「ターゲットの管理」をクリックして、コネクタリソースを配備するターゲットを変更できます。

    • 開発者プロファイルを使用している場合は、次の手順に進みます。

  5. 「保存」をクリックして、編集内容を適用します。

Procedureコネクタリソースを削除する

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「コネクタリソース」ノードを選択します。

  3. 「コネクタリソース」ページで、削除するリソースのチェックボックスを選択します。

  4. 「削除」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド

delete-connector-resource

Procedureコネクタサービスを設定する

「コネクタサービス」画面を使用して、このクラスタまたはサーバーインスタンスに配備されたすべてのリソースアダプタに対して、コネクタコンテナを設定できます。

  1. ツリーで「設定」を選択します。

  2. クラスタプロファイルを使用している場合は、設定するインスタンスを選択します。

    • 特定のインスタンスを設定するには、そのインスタンスの設定ノードを選択します。たとえば、デフォルトインスタンス server の場合は、server-config ノードを選択します。

    • 今後作成するインスタンスのデフォルトの設定を変更するには、default-config ノードを選択します。

  3. 「コネクタサービス」ノードを選択します。

  4. 「シャットダウンタイムアウト」フィールドに、シャットダウンのタイムアウトを秒単位で指定します。

    コネクタモジュールのインスタンスで ResourceAdapter.stop メソッドが完了するまでに、アプリケーションサーバーが待機する最大の時間 (秒単位) を、整数値で入力します。指定したシャットダウンタイムアウトより時間がかかるリソースアダプタは、アプリケーションサーバーから無視され、シャットダウンの手順が継続されます。デフォルトのシャットダウンタイムアウトは 30 秒です。クラスタまたはサーバーインスタンスに配備されたリソースアダプタの、デフォルトのシャットダウンタイムアウトを選択する場合は、「デフォルトを読込み」をクリックします。