Solaris 2.6 マニュアルの概要

AnswerBook オンライン文書の一覧

この節では、Solaris 2.6 Documentation CD に含まれる AnswerBook オンライン文書の一覧を紹介します。各マニュアルのタイトルは、あいうえお順に並べられています。タイトルの下にはマニュアルの要約があります。AnswerBook オンライン文書を表示する方法については、このマニュアルの「AnswerBook2 オンライン文書の表示」を参照してください。


注 -

タイトル名が英語のマニュアルについては、英語版のみ提供されます。


KCMS AnswerBook

KCMS AnswerBook には、KCMSTM (Kodak Color Management System) アプリケーションプログラミングインタフェース (API) を使用するソフトウェア開発者に関連のあるマニュアルが含まれます。次に、KCMS AnswerBook に含まれる各マニュアルの要約を紹介します。

『KCMS Application Developer's Guide』

KCMS Application Developer's Guide』 では、KCMS フレームワーク API (アプリケーションプログラミングインタフェース) について説明します。KCMS フレームワークは、デスクトップコンピュータやその周辺機器上でデジタルカラー画像を忠実に再現し、高い画質を実現します。また、この API を使用することによって、正確なカラー変換やカラー操作を行うことができます。

『KCMS Calibrator Tool Loadable Interface Guide』

KCMS Calibrator Tool Loadable Interface Guide』では、動的にロード可能なデバイスハンドラモジュールを作成する方法について説明します。このデバイスハンドラは、KCMS Calibrator Tool にカラー補正データを供給し、ICC 形式のファイルを更新します。また、マニュアルでは動的にロード可能なモジュールと Calibrator Tool との間でやり取りされる相互動作の概要も説明します。

『KCMS CMM Developer's Guide』

KCMS CMM Developer's Guide』では、KCMS カラー管理モジュール (CMM) を作成する方法について説明します。この中で、グラフィックス移植インタフェース (GPI) を C++ で実装した KCMS 基本ライブラリの使い方についても説明します。このインタフェースによって、KCMS ライブラリのデバイスに依存しない層をカラーモジュールとリンクし、アプリケーションからカラーモジュールへのデータフローを実現します。このマニュアルは、カラー管理技術で利用されるカラーモジュールを作成するドライバ開発者を対象としています。

『KCMS CMM Reference Manual』

KCMS CMM Reference Manual』では、KCMS 基本ライブラリの各 C++ クラスについて説明します。このライブラリは、KCMS カラーモジュールの作成用に C++ に実装されたグラフィックス移植インタフェース (GPI) です。このマニュアルは、カラー管理技術で利用されるカラーモジュールを作成するドライバ開発者を対象としています。

『KCMS Test Suite User's Guide』

KCMS Test Suite User's Guide』では、CMM のためのテスト用スクリプトおよびテスト機能について説明します。このテスト環境を使って CMM 開発者は、作成した CMM が KCMS フレームワークに準拠しているかどうかを確認できます。また、このマニュアルは KCMS フレームワークの開発と利用に関心がある方のリファレンスとしても役に立ちます。

PEX AnswerBook

PEX AnswerBook には、Solaris PEXTM に実装された PEXlib アプリケーションプログラミングインタフェースを使って 3-D グラフィックスを作成するソフトウェア開発者に関連のあるマニュアルが含まれます。次に、PEX AnswerBook に含まれる各マニュアルの要約を紹介します。

『CGE PEX 5.1 Portability Guide』

CGE PEX 5.1 Portability Guide』には、Common Open Software Environment (COSE) Common Graphics Environment PEX 5.1 Extensions (CGE PEX 5.1) をサポートするプラットフォーム上で、高い移植性を実現する 3-D グラフィックアプリケーションを作成するための情報が含まれます。このマニュアルは、COSE CGE PEX 5.1 をサポートするプラットフォーム上で実行するための、移植性と相互運用性のある PEXlib アプリケーションを作成するアプリケーション開発者を対象としています。

『Solaris PEX Implementation Specification』

Solaris PEX Implementation Specification』には、Solaris に実装された PEX に関するプログラミング仕様および一般的な情報が含まれます。また、米国 Sun MicrosystemsTM, Inc.. (以降、SunTM とします) がサポートするCGE 拡張機能のリファレンスマニュアルページも含まれます。このマニュアルは、Solaris に実装された PEX について詳細な情報を必要とするアプリケーション開発者を対象としています。

『Solaris PEXlib Reference Manual』

Solaris PEXlib Reference Manual』では、PEXlib、Sun の拡張機能、および CGE 拡張機能に関するリファレンスマニュアルページを提供します。PEXlib は、PEX プロトコルのプログラマ用インタフェースです。このマニュアルは、PEXlib、Sun の拡張機能、または CGE 拡張機能について詳細な情報を必要とするアプリケーション開発者を対象としています。

Solaris 2.6 システム管理 AnswerBook Vol. 2

Solaris 2.6 システム管理 AnswerBook Vol. 2 には、システム管理の内容が含まれます。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『OpenBoot 2.x Quick Reference Card』

このカードは、『OpenBoot 2.x コマンド・リファレンスマニュアル』の姉妹編です。便利な折り畳み式になっていて、コマンドリファレンスマニュアルの情報を見やすい表形式で提供します。

『OpenBoot 2.x コマンド・リファレンスマニュアル』

OpenBootTM 2.x ファームウェアについて説明します。OpenBoot 2.x ファームウェアは、Sun のシステムで使われる ブート PROM の一部です。OpenBoot ファームウェアが提供する機能は、システム管理者や開発者だけでなく一般ユーザーも利用することができます。このマニュアルは、OpenBoot ファームウェアを使ってシステムの構成とデバッグを行うすべてのユーザーを対象にしています。

『OpenBoot 3.x Quick Reference Card』

このカードは、『OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル』の姉妹編です。便利な折り畳み式になっていて、コマンドリファレンスマニュアルの情報を見やすい表形式で提供します。

『OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル』

IEEE 標準 1275-1994 対応のファームウェアを実装する Sun のシステムを使用する方法について説明します。このマニュアルは、OpenBoot を使ってシステムの構成とデバッグを行うシステム設計者、システム管理者、および一般ユーザーを含むすべてのユーザーを対象にしています。

『主要メッセージの手引き』

250 以上ある Solaris のエラーメッセージについて、原因、解決法、関連情報、およびリファレンスを一覧で提供します。

Solaris 2.6 システム管理 Collection Vol. 1

Solaris 2.6 システム管理 Collection Vol. 1 は、システム管理のすべての内容と SunOSTM コマンドについて解説しているオンラインマニュアルです。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『NFS の管理』

NFS の管理』では、SunSoft の NFSTM 分散ファイルシステムを正しく操作するために必要な管理作業について説明します。NFS を使うことによって、ネットワーク上の多数のコンピュータ間でファイルやディレクトリを共有できるようになります。また、NFS ファイルシステムの自動マウントとマウント解除を行う autofs を設定し、それを使用する方法について説明します (autofs は、以前オートマウンタと呼ばれていました)。

『NIS+ への移行』

NIS+ への移行』では、NIS ネームサービスを運用しているサイトが、NIS+ に移行する方法について説明します。移行プロセスの概要、NIS+ ネームスペースの設計、セキュリティ対策の導入、NIS 互換モードでの NIS+ の実行などに関する情報を提供します。また、NIS から NIS+ に移行するための前提条件についても説明します。

『Solaris 2.6 マニュアルの概要』

Solaris 2.6 マニュアルの概要』 (本書) では、Solaris 2.6 オペレーティング環境のインストールや運用に必要なマニュアルを紹介します。必要なマニュアルは、図表として目的の作業ごとにまとめてあります。図表に続いて、各マニュアルの要約があります。巻末には、今回のリリースを使用する上で役に立つ、マニュアル以外から得られる情報も紹介しています。

『Solaris 2.6 情報ライブラリ (SPARC 版または Intel 版)』

Solaris 2.6 情報ライブラリ (SPARC 版)』または『Solaris 2.6 情報ライブラリ (Intel 版)』は、主にリファレンスマニュアルとして使われ、デスクトップボックスで Solaris や他のソフトウェアをインストールする方法について説明します。このマニュアルは印刷マニュアルとしても提供されます。

最初の章では、インストールを計画的に行う手順を説明します。これらの手順は、情報ライブラリの他の章を参照しながら進行します。計画的なインストールによって、サポートされていないデバイスやディスク容量の不足などの問題を回避できます。また、インストール途中に必要となるシステム情報もあらかじめ手元にそろえておくことができます。

『Solaris 2.x への移行』

Solaris 2.x への移行』では、SunSoft が提供する分散型コンピューティングソリューションである、Solaris 2.6 オペレーティング環境を重点的に解説します。Solaris 2.6 は、ONCTM、OpenWindowsTM、ToolTalkTM、DeskSetTM、および OPEN LOOK の諸機能を搭載した SunOS リリース 5.6 とその他のユーティリティから構成されます。このマニュアルでは、従来から SunOS リリース 4.x オペレーティングシステムを使用しているユーザーのために、前バージョンと新バージョンとの相違点を明らかにします。また、オペレーティング環境の他の側面についても、一般ユーザー、開発者、およびシステム管理者が新環境に移行する上で有用な情報を提供します。

『Solaris のインストール (上級編)』

Solaris のインストール (上級編)』では、ネットワークに接続されたシステムおよびネットワークに接続されていないシステムの両方の場合について、Solaris オペレーティング環境のインストール方法を説明します。このマニュアルは、一度に 1 台のコンピュータだけをインストールする場合に使用しますが、大規模なインストールベースを持つエンタープライズ環境での高度なインストール機能についても詳細に説明します。Solaris の高度なインストール機能には、ネットワークインストールの設定、システム情報の事前構成、およびカスタム JumpStart によるインストール処理の自動化が含まれます。

『Solaris のシステム管理』

Solaris のシステム管理』では、Solaris のシステム管理に関する広範なトピックを扱います。トピックには、ユーザーアカウントとグループの管理、サーバーとクライアントのサポート、システムの停止とブート、CD、フロッピーディスク、PCMCIA カードなどの取り外し可能な媒体の管理、ソフトウェアのパッケージとパッチの管理、ディスクとデバイスの管理、ファイルシステムの管理、データのバックアップと復元、印刷サービスの管理、rloginftprcp などによる遠隔システムでの作業、端末とモデムの管理、システムのセキュリティ管理、ディスク割り当て、システムアカウントおよび crontab によるシステム資源の管理、システム性能の管理、および Solaris ソフトウェアで発生する問題の解決が含まれます。

上記のトピックでは、適宜、x86 と SPARC の両方のプラットフォームについて説明します。

このマニュアルは、Solaris 2.x システムの管理に携わるすべての方を対象にしています。

『Solaris ネーミングの管理』

Solaris ネーミングの管理』では、既存の NIS+、NIS、FNS、および DNS の各ネームスペースをカスタマイズしたり管理したりする方法について説明します。これら 4 種類のネームサービスの概要を紹介し、動作に関する概念的な情報を提供するほか、一般的なネームスペースの管理作業の手順を説明します。また、ネームスペースでよく見られるエラーメッセージと問題の解決に役立つ付録も掲載します。

『Solaris ネーミングの設定と構成』

Solaris ネーミングの設定と構成』では、Solaris 環境で、NIS+、NIS、FNS、および DNS の各ネームスペースを設定したり構成したりする方法について説明します。これら 4 種類のネームサービスのそれぞれについて、ネットワークへの導入計画の立て方を解説し、設定と構成の手順を説明します。また、ネームサービススイッチファイル (nsswitch.conf) について紹介し、このファイルを使って 1 つの環境で複数のネームサービスを運用する方法について説明します。

『Solstice Enterprise Agents 1.0 ユーザーズガイド』

Solstice Enterprise Agents 1.0 ユーザーズガイド』では、製品について紹介し、SolsticeTM Enterprise AgentsTM の実行環境および関連するサブエージェントのインストール、構成、および管理について説明します。このマニュアルは、システム管理者を対象にしています。また、製品アーキテクチャ、機能、およびコンポーネントの概要を説明します。

『SunSHIELD 基本セキュリティモジュール』

SunSHIELD 基本セキュリティモジュール』は、基本セキュリティモジュール (BSM: Basic Security Module) の設定と管理に携わるシステム管理者を対象にしています。BSM は、Trusted Computer System Evaluation Criteria (TCSEC) の C2 レベルによって定義されているセキュリティ機能を提供します。マニュアルでは、インストール手順、BSM による監査の管理、監査トレールの分析プロセス、およびデバイスの割り当て方法について説明します。さらに、監査記録に関する詳細な説明も提供します。

『TCP/IP とデータ通信』

TCP/IP とデータ通信』では、Solaris に実装されている TCP/IP プロトコル群を使って、ネットワークの設定、管理、および拡張を行う方法について説明します。このマニュアルでは Solaris 環境について理解していることを前提にして、ネットワークの設計、構成、および管理に必要な作業を明確にします。また、Point-to-Point Protocol (PPP) および UNIX-to-UNIX Copy Program (UUCP) による遠隔マシンへの接続に関しても説明します。

Solaris 2.6 のリリースから、Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) に関する Part 4 が追加されました。また、DHCP に関連して付録 A も追加されました。

『バイナリ互換性ガイド』

バイナリ互換性ガイド』は、SunOS 4.x をエミュレートするためのガイドです。これによって、SunOS 4.x 上でコンパイルおよびリンクされた実行ファイルを Solaris 2.x 上で実行できるようになります。バイナリ互換パッケージの使い方について説明するほか、実行ファイルがこのパッケージの下で実行するために守るべき制限についても説明します。

『フォントの管理』

フォントの管理』では、OpenWindows 環境でのフォント管理について詳細に説明します。

『メールシステムの管理』

メールシステムの管理』では、電子メールサービスを構築し、管理するために必要な概念および手順について説明します。特に、sendmail を中心に、必要な構成ファイルの設定方法について説明します。このマニュアルは、メールサービスの設定と管理に携わるシステム管理者を対象にしています。

Solaris 2.6 ソフトウェア開発 AnswerBook Vol. 2

Solaris 2.6 ソフトウェア開発 AnswerBook Vol. 2 には、Solaris 環境でソフトウェア開発を行う開発者のためのマニュアルが収められています。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『OLIT プログラミングの手引き』

OLIT プログラミングの基本的な概念を説明し、さらに高度な内容に進むための基礎知識を提供します。

『OLIT リファレンスマニュアル』

OLIT のウィジェットセットについて紹介し、ウィジェットセットと共に使用する便利な関連機能について説明します。また、これらのウィジェットや機能を使って国際化対応の OLIT アプリケーションを開発するための手順も解説します。

『Solaris X Window System 開発ガイド』

Solaris X サーバーとのインタフェースに関心があるソフトウェア開発者のために詳細な情報を提供します。このマニュアルから、Solaris X サーバーの機能、DPS 画像システム、サポートされるディスプレイデバイス、認証スキーマとサーバー接続用プロトコル、X コンソーシアムのサンプルサーバーとの相違点や強化点などについて詳細な情報を得ることができます。

『SPARC Assembly Language Reference Manual』

アセンブリ言語で書かれたソースファイルをリンク形式のオブジェクトファイルに変換し、SPARC プラットフォームで実行するためのアセンブラについて説明します。

『x86 Assembly Language Reference Manual』

アセンブリ言語で書かれたソースファイルをリンク形式のオブジェクトファイルに変換し、x86 プラットフォームで実行するためのアセンブラについて説明します。

『プログラミングの国際化』

Solaris 2.6 の新しいフレームワークを使用してアプリケーションの構築を考えている国際化ソフトウェア開発者のための情報が含まれています。海外とのビジネスを展開する企業の管理職の方は、このマニュアルの概要から重要な情報を得ることができます。内容には、各国語対応パッケージのインストール方法と設定方法のほかに、拡張されたコードセット、CSI のサポート、genmsg ユーティリティなどの新機能の説明が含まれます。また、Solaris 2.6 で強化された性能についても説明します。

Solaris 2.6 ソフトウェア開発 Collection Vol. 1

Solaris 2.6 ソフトウェア開発 Collection Vol. 1 には、Solaris 環境で作業するソフトウェア開発者に関連のあるマニュアルが収められています。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『Application Packaging Developer's Guide』

Application Packaging Developer's Guide』は、アプリケーションパッケージの設計、構築、および検証を行う手順とこれらの作業に関連する情報を提供します。また、パッケージを作成する上で役に立つ高度なテクニックを実例付きで紹介します。

『Federated Naming Service Programming Guide』

Federated Naming Service Programming Guide』では、複数の自律的な命名 (ネーミング) システムを自由に組み合わせて単一のネーミングサービスへと再構成し、統一されたわかりやすいネーミングインタフェースによってネーミングサービスを利用できるようにする方法を説明します。フェデレーテッド・ネーミング・サービス (FNS) を使うと、共通のネーミングポリシーの採用によって一貫したネーミング作業を遂行できるようになります。これらのインタフェースやポリシーは、ファイルサービスや印刷サービスなどのシステムおよびアプリケーションによって共有されるので、Solaris 環境でグローバルなネームスペースが組織全域に適用されます。

FNS は、他社ベンダーの積極的なサポートを受けているオープンで標準の XFN (X/Open Federated Naming) プログラミングインタフェースおよびポリシーをエクスポートします。これによって、FNS を使用するアプリケーションの移植性が強化されています。FNS は、XFN ライブラリ、管理ツール、および XFN に適合したネーミングシステムのセットから構成されます。FNS は、NIS+ によって実装されており、組織内の部署、ホスト、サイト、サービス、およびファイルの命名に使用します。

『JFP 開発ガイド』

JFP 開発ガイド』では、Solaris 2.6 上で日本語の処理を行うアプリケーションを開発する方のために、日本語処理で使用できる国際化・日本語化プログラミングインタフェースを扱う方法について説明します。

『Linker and Libraries Guide』

Linker and Libraries Guide』では、Solaris リンカーと実行時リンカーの操作方法や作業対象となるオブジェクトの操作について説明します。主な項目は、リンカー ld(1)、実行時リンカー ld.so.1、共用オブジェクト (共用ライブラリとも呼ばれる)、およびオブジェクトファイルです。

『ONC+ 開発ガイド』

ONC+ Developer's Guide』では、遠隔手続き呼び出し (RPC) と NIS+ (ネットワークネームサービス) のためのプログラミングインタフェースについて説明します。RPC および NIS+ は、SunSoft が開発した ONC+TM 分散サービスの一部です。

このマニュアルを参考にして、既存のスタンドアロンコンピュータ用アプリケーションをネットワーク対応の分散型アプリケーションに変換したり、分散型アプリケーションの開発や実装を行なったりすることができます。

『Programming Utilities Guide』

Programming Utilities Guide』では、プログラムの性能と実行経過を追跡するための新しい TNF ユーティリティについて説明します。また、lexyaccmakesccsm4 などの従来からあるユーティリティについても説明します。

『Source Compatibility Guide』

Source Compatibility Guide』では、SunOS/BSD ソース互換パッケージのインストール、使用法、コンポーネントについて説明します。別売の SunOS/BSD ソース互換パッケージは、SunOS 5.x に含まれていない多くの SunOS 4.1 および BSD のインタフェースを提供します。また、SunOS 4.1 と SunOS 5.x の各リリースで異なる機能を持つインタフェースも提供します。

『STREAMS Programming Guide』

STREAMS Programming Guide』では、Solaris 環境の UNIX(R) システム通信サービスで使われる STREAMS 機能全般について紹介します。内容には、STREAMS の機構、モジュール、ドライバ、パイプ、ポーリング、シグナリング (信号)、多重化、およびサンプルコードが含まれます。

『ToolTalk ユーザーズガイド』

ToolTalk ユーザーズガイド』では、ToolTalk サービスについて説明します。また、ToolTalk メッセージを送受信するためのアプリケーションの修正方法についても説明します。このマニュアルは、ToolTalk サービスを使って、他のアプリケーションとやり取りするプログラムを作成したり管理したりするソフトウェア開発者を対象としています。またワークステーションを設定するシステム管理者にも有用な情報が書かれています。このマニュアルの説明は、Solaris オペレーティングシステムコマンド、システム管理者用コマンド、およびシステム用語に慣れていることを前提に書かれています。

『Transport Interfaces Programming Guide』

Transport Interfaces Programming Guide』では、Solaris オペレーティングシステムのトランスポートサービスのためのプログラミングインタフェースを説明します。このマニュアルを参考にして、Solaris オペレーティングシステムをベースにしたネットワーク分散型のアプリケーションを開発することができます。トピックには、トランスポート層のソケットインタフェース、および UNIX System V トランスポートインタフェースが含まれます。また、アプリケーションがネットワークトランスポートおよびその構成を選択するときのメカニズムについても説明します。

『システムインタフェース』

アプリケーションプログラミングインタフェース (API) の主要な要素について解説しているマニュアルの中では、この『システムインタフェース』が最も一般的な内容を解説しています。API の概念から始まり、プロセス制御、スケジューリング制御、ファイルの入出力、System V のプロセス間通信、メモリー管理、および実行時インタフェースについて説明します。

関連マニュアルには、『STREAMS Programming Guide』、『マルチスレッドのプログラミング』、『Transport Interfaces Programming Guide』などがあります。

『マルチスレッドのプログラミング』

マルチスレッドのプログラミング』では、POSIX および Solaris の各スレッド用 API、同期オブジェクトによるプログラミング、マルチスレッドプログラムのコンパイル、およびマルチスレッドプログラム用分析ツールの選び方について説明します。

このマニュアルは、マルチスレッド化によってプロセスを複数の独立した実行スレッドに分割し、アプリケーションの性能と構造の改善を望んでいる開発者を対象にしています。

Solaris 2.6 ユーザー AnswerBook Vol. 2

Solaris 2.6 ユーザー AnswerBook Vol. 2 には、ワークステーションを操作するユーザーに必要なマニュアルが収められています。これらのマニュアルには、OpenWindows DeskSet ツール、およびすべてのデスクトップ環境に共通なコマンドラインでの作業が含まれます。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『ATOK8 ユーザーズガイド』

Solaris 上での ATOK8 の操作方法について説明します。

『cs00 ユーザーズガイド』

cs00 を使用した文字の入力方法、辞書の編集方法、起動方法について説明します。

『JFP ユーザーズガイド』

Solaris における日本語処理機能 JFP について説明します。

『Wnn6 上級ユーザーおよびシステム管理者ガイド』

日本語入力システム Wnn6 の管理方法と、日本語入力インタフェースの詳細な設定方法について説明します。

『Wnn6 ユーザーズガイド』

日本語入力システム Wnn6 の操作方法について説明します。

『Solaris ユーザーズガイド』

経験の浅いユーザーから経験を積んだユーザーまでを対象にして、OpenWindows と DeskSet アプリケーションを使った解説をします。Solaris ユーザー環境を使い始めるための基本的な知識を解説します。OpenWindows 環境に慣れて、マウス、アイコン、ウィンドウ、およびメニューを使って作業が実行できるようにします。このマニュアルでは、ウィンドウのピン留め、1 つしか選択できない場合と複数選択できる場合の比較、スクロールリストからの選択、複数のオブジェクトの選択、およびスクロールバーの使い方について説明します。以上のほかに、OpenWindows ワークスペースの変更方法、問題発生時の解決法、AnswerBook によるオンラインマニュアルの表示などのトピックも扱います。

『Solaris ユーザーズガイド (上級編)』

このユーザーズガイドは、Solaris 2.x システムソフトウェアのユーザーを対象にしています。Solaris 2.x は、SunOS と OpenWindows から構成されます。このマニュアルを使って、ログインとログアウトの方法、OpenWindows の起動、基本的な SunOS コマンド、man コマンドによる詳細情報の表示、ファイルとディレクトリの作業、ファイルシステムの検索、パスワードの使い方、プロセスとディスク使用量の監視、vi エディタの使い方、電子メールの送信、ドキュメントの印刷、ネットワークの使い方、自分の環境のカスタマイズなどについて学習できます。また、OpenWindows 3.3 および Solaris 2.5 への移行に関する情報を提供するほか、キーボード動作の変更、ネットワーク対応アプリケーションの実行、PCMCIA カードの使用法についても説明します。

『電源管理システム ユーザーマニュアル』

デスクトップマシンで電源管理システムソフトウェアの機能を使用する方法について説明します。電源管理システムを使うと、自分で設定した条件に従ってマシンを停止したり、マシンアイドル時に省電力モードに切り替えたりできます。このマニュアルでは、dtpower コマンドによる GUI ツールの使用法やコマンド行での作業のほかに、保存停止・復元再開機能をキーボードから操作する方法について説明します。

『日本語入力システムの概要とセットアップ』

日本語入力システム (Wnn6、ATOK8、cs00) の概要とセットアップ方法について説明します。

Solaris 2.6 ユーザー Collection Vol. 1

Solaris 2.6 ユーザー Collection Vol. 1 には、ワークステーションを操作するユーザーに必要なマニュアルが収められています。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド』

Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド』では、Solaris 共通デスクトップ環境 (以降 Solaris CDE とします) の外観や動作をカスタマイズするための高度な作業について説明します。このマニュアルの各章では、システム初期設定、ログイン、およびセッション開始のカスタマイズ、アプリケーションの追加、アプリケーションとそのデータに対するインタフェースの設定、デスクトッププロセス、アプリケーション、およびデータのネットワーク上での構成などのトピックのほかに、ウィンドウ管理、印刷、カラー、フォントなどのデスクトップサービスのカスタマイズに関するトピックも扱います。

『Solaris 共通デスクトップ環境への移行』

Solaris 共通デスクトップ環境への移行』は、OpenWindows 環境から Solaris CDE へ移行するユーザーの手助けをします。Solaris CDE デスクトップの特に大切な機能の概要については『Solaris CDE QuickStart』で説明します。このデスクトップのアプリケーションや構成要素に関する情報は、『Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズガイド』と Solaris CDE のオンラインヘルプボリュームに最も完全な形で提供されています。

『Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド』

Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド』では、デスクトップやデスクトップアプリケーションの使用法を含む、Solaris CDE の基本的な機能を説明します。

『日本語入力用図形文字コード表』

日本語入力用図形文字コード表』では、Solaris 上で日本語入力システムを使用して図形文字を入力するために、コードと図形文字との対応表を示します。また、コード入力機能を使用する際の注意点についても説明します。

Solaris 2.6 リファレンスマニュアル AnswerBook

Slolaris 2.6 リファレンスマニュアル AnswerBook には、関連するマニュアルページを含む『SunOS Reference Manual』、『SunOS リファレンスマニュアル』、『OpenWindows デスクトップ・リファレンスマニュアル』、『Solaris X Window System リファレンスマニュアル』、および『ToolTalk Reference Guide』が収められています。

『JFP リファレンスマニュアル』

日本語処理機能 JFP (Japanese Feature Packge) 関連のマニュアルページです。

『OpenWindows デスクトップ・リファレンスマニュアル』

OpenWindows 関連のマニュアルページです。

『Solaris X Window System リファレンスマニュアル』

X Window System 関連のマニュアルページです。

『SunOS Reference Manual』

オペレーティングシステム関連の英語版のマニュアルページです。

『SunOS リファレンスマニュアル』

SunOS Reference Manual』の一部を日本語化したオペレーティングシステム関連のマニュアルページです。『SunOS Reference Manual』のすべてを含むわけではありません。

『ToolTalk Reference Guide』

ToolTalk サービスのアプリケーションプログラミングインタフェース (API) コンポーネントとエラーメッセージについて説明します。このマニュアルは、ToolTalk サービスを使って、他のアプリケーションとやり取りするプログラムを作成したり管理したりするソフトウェア開発者を対象としています。このマニュアルの説明は、Solaris オペレーティングシステムコマンド、システム管理者用コマンド、およびシステム用語に慣れていることを前提に書かれています。

Soaris XGL 3.3 AnswerBook

Soaris XGL 3.3 AnswerBook には、XGLTM グラフィックスライブラリを使うソフトウェア開発者に必要なマニュアルが収められています。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『Getting Started Writing XGL Device Handlers』

Getting Started Writing XGL Device Handlers』では、スケルトンパイプラインのテンプレートファイルを編集して XGL グラフィックスハンドラを作成する方法を説明します。スケルトンパイプラインを使うと、ハードウェア開発者はピクセルレベルの描画と高速化プリミティブをいくつかの単純な手順で実装できます。このマニュアルは、デバイスハンドラを記述してハードウェアデバイスを XGL グラフィックスライブラリに移植しようとするドライバ開発者を対象としています。

『XGL Accelerator Guide for Reference Frame Buffers』

XGL Accelerator Guide for Reference Frame Buffers』では、SunSoft リファレンスフレームバッファー上で、XGL のプリミティブと属性を効率的に利用する方法について説明します。また、すべての XGL プラットフォーム上で性能の向上が可能な、アプリケーション開発者向けのテクニックも紹介します。このマニュアルは、XGL アプリケーションの作成と管理に携わるアプリケーション開発者を対象としています。

『XGL Architecture Guide』

XGL Architecture Guide』では、XGL グラフィックス移植用インタフェースのアーキテクチャの概要を紹介します。また、XGL のロード可能パイプラインの設計に関する情報を提供し、アーキテクチャに用意されているいくつかの主要な機能を実装する方法について詳細に説明します。このマニュアルは、ハードウェアデバイスを XGL グラフィックスライブラリに移植するためのデバイスハンドラを記述するドライバ開発者を対象としています。

『XGL Device Pipeline Porting Guide』

XGL Device Pipeline Porting Guide』では、XGL グラフィックスハンドラを作成する方法について説明します。また、XGL グラフィックス移植用インタフェースとユーティリティに関する情報を提供します。これらのインタフェースによって、XGL ライブラリのデバイスに依存しないコンポーネントをグラフィックスハンドラとリンクし、アプリケーションからグラフィックスハンドラへのデータフローを実現します。このマニュアルは、ハードウェアデバイスを XGL グラフィックスライブラリに移植するためのデバイスハンドラを記述するドライバ開発者を対象としています。

『XGL Programmer's Guide』

XGL Programmer's Guide』では、グラフィックスアプリケーションが利用する XGL アプリケーションプログラミングインタフェース (API) について説明します。また、アプリケーション開発者が XGL プログラムを書くときに参考になるサンプルプログラムが含まれています。このマニュアルは、XGL アプリケーションの作成と管理に携わるアプリケーション開発者を対象としています。

『XGL Reference Manual』

XGL Reference Manual』は、XGL グラフィックスライブラリで演算子 (関数) や属性を使うための構文を説明しているマニュアルページです。このマニュアルの導入部のすぐ後に、列挙型、マクロ値、ポイントリスト構造、およびデータ構造について記述している固有のセクションがあります。続く 2 つのセクションでは、属性と演算子をアルファベット順で説明します。

『XGL Test Suite User's Guide』

XGL Test Suite User's Guide』では、グラフィックス検証プログラムを設定、インストール、および実行する方法について説明します。また、740 個のテストプログラムを用意して、API と XGL ライブラリの主要な内部コンポーネントで定義されているすべての XGL 関数をテストできるようにしています。このマニュアルは、特定の XGL が正しく実装されているかどうかをテストするアプリケーション開発者を対象にしています。

Solaris XIL 1.3 AnswerBook

Solaris XIL 1.3 AnswerBook には、XILTM ライブラリを使って画像処理やデジタルビデオの処理を行うソフトウェア開発者に必要なマニュアルが収められています。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『XIL Programmer's Guide』

XIL Programmer's Guide』では、API と一般ユーザー向けアプリケーションについて説明します。ライブラリは、画像処理とデジタルビデオのフィールドから主要な関数をセットにして提供します。

『XIL Reference Manual』

XIL Reference Manual』は、XIL 画像ライブラリに用意されている各関数を使った構文を紹介するほか、XIL に関する一般的な概念も説明するマニュアルページです。このマニュアルを利用して、商用文書での画像処理、技術文書での画像処理、デスクトップパブリッシング (DTP)、カラープリプレス、グラフィックアート、テクニカル画像処理などの市場をターゲットにした API やアプリケーションを開発することができます。

Solaris 共通デスクトップ環境 1.2 開発者用 AnswerBook

Solaris 共通デスクトップ環境 1.2 開発者用 AnswerBook には、Solaris CDE を使ってプログラミングを行うソフトウェア開発者に必要なマニュアルが含まれます。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『Common Desktop Environment: Product Glossary』

Common Desktop Environment: Product Glossary』は、Solaris CDE で使用される用語を網羅して、Solaris CDE を利用するすべてのユーザーが情報ソースおよびリファレンスベースとして参照できる用語集です。用語集の定義には、対象とする読者や用語の起源に関する情報が含まれることがあります。また、必要に応じて、グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) で使われる用語に対応する Solaris CDE コンポーネント名も紹介します。「Do not use」とマークされた用語には、他の適切な語を示します。

『Slaris 共通デスクトップ環境 Motif への移行』

Solaris 共通デスクトップ環境 Motif への移行』では、Sun Motif 開発者が関心を持っている問題について説明します。既存の OPEN LOOK および Motif のアプリケーションを、OpenWindows 3.6 や Solaris CDE 1.2 の各デスクトップ環境で実行したり Solaris CDE 環境に移植したりする方法を解説します。このマニュアルの説明は、OPEN LOOK または Motif のプログラミング知識があることを前提に書かれています。

『Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド』

Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド』では、既存のアプリケーションの Solaris CDE への統合、および Solaris CDE 機能を活用する新規アプリケーションの開発に携わるプログラマを対象に、Solaris CDE 開発環境について説明します。このマニュアルの説明は、Motif、X、UNIX、または C 言語の知識があることを前提に書かれています。

『共通デスクトップ環境 Dtksh ユーザーズ・ガイド』

共通デスクトップ環境 Dtksh ユーザーズ・ガイド』では、デスクトップ上の Korn シェルを使って Motif アプリケーションを作成する方法について説明します。この中で、基本的な dtksh のスキルを始め、サンプルスクリプトをいくつか紹介します。これらのサンプルは、単純なものから複雑なものまで徐々に難度が高くなるように並べられているので、無理なく dtksh に対する理解を深めていくことができます。また、dtksh がサポートするコマンドと構文の一覧も付録に収められています。

『共通デスクトップ環境 ToolTalk メッセージの概要』

共通デスクトップ環境 ToolTalk メッセージの概要』では、ルーチンとして提供される ToolTalk コンポーネント、コマンド、およびエラーメッセージについて説明します。これらを利用して、アプリケーションを Media Exchange and Desktop Service メッセージセットの規約に適合させることができます。このマニュアルは、ToolTalk サービスを使って、Solaris CDE 上で他のアプリケーションとやり取りするプログラムを作成したり管理したりするソフトウェア開発者を対象としています。

『共通デスクトップ環境 アプリケーション・ビルダ・ユーザーズ・ガイド』

共通デスクトップ環境 アプリケーション・ビルダ・ユーザーズ・ガイド』では、アプリケーション・ビルダとその最も効率的な使い方を紹介します。アプリケーション・ビルダは、簡単な操作でアプリケーションを開発できる対話型ツールです。このツールを使うと、アプリケーション用のグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) の構築や Solaris CDE の便利なデスクトップサービスの取り込みが簡単に行えます。取り込み可能な Solaris CDE デスクトップサービスには、Help システム、ToolTalk メッセージング、ドラッグ&ドロップ、セッションマネージャなどが含まれます。

『共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド』

共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド』では、アプリケーションを設計する上でのスタイルガイドライン、Solaris CDE のアプリケーションレベルでの認定に必要な項目のリストを提供します。この必要な項目リストは、Motif Version 1.2 の項目と Solaris CDE に特有な項目から構成されます。また、このマニュアルのスタイルガイドラインに従うことで、アプリケーション設計者は統一した仕様と動作を備えるアプリケーションを開発できるようになります。

『共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (国際化対応編)』

共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (国際化対応編)』では、アプリケーションを国際化するための情報を提供します。アプリケーションを国際化することによって、ローカリゼーションが容易に実現し、統一したユーザーインタフェースでさまざまな言語や文化的慣例をサポートできるようになります。このマニュアルでは、国際的な配布を前提としたアプリケーションの記述方法、デスクトップのさまざまな内容にかかわる多国語化作業の要点、さらに詳細な情報を手に入れるための手引きなど、アプリケーション開発者の役に立つ指針やヒントを提供します。

『共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)』

共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)』では、オンラインヘルプを構築して OSF/Motif アプリケーションに統合する方法について説明します。ヘルプシステムは、ヘルプ作成者とアプリケーション開発者が必要とするツールを提供します。ヘルプ作成者はこのマニュアルの手順に従って操作するだけで、異なるテキストスタイル、グラフィックス、およびハイパーリンクを備えるオンラインヘルプを作成して表示できるようになります。また、アプリケーション開発者向けに、アプリケーションからヘルプ情報への直接的なアクセスを提供するヘルプシステム・アプリケーションプログラミングインタフェースについて解説します。この中で、ヘルプダイアログウィジェット、ヘルプ要求への応答、およびハイパーリンクデータのナビゲーションについて説明します。

『共通デスクトップ環境 プログラマ概要』

共通デスクトップ環境 プログラマ概要』では、Solaris CDE 開発環境に関する高度な内容の情報と開発者向けマニュアルセットについて説明します。また、Solaris CDE デスクトップ全体のアーキテクチャを解説した概要も含みます。