ファイルシステムに大型ファイルが存在しないことを確認します。
大型ファイルを検索するコマンドの例を示します。
# cd /export/home1 # find . -xdev -size +2000000 -exec ls -l {} ¥; |
ファイルシステムをアンマウントします。
# umount /export/home1 |
ファイルシステムが -largefiles を使ったマウントされていた場合は、ファイルシステムの状態をリセットします。
fsck を使うと、大型ファイルが存在しないファイルシステムの状態をリセットできます。
# fsck /export/home1 |
-nolargefiles を使ってファイルシステムをマウントします。
# mount -F ufs -o nolargefiles /export/home1 |
これはコマンド行からも実行できますが、このオプションを何度も使う場合には次のようなエントリを /etc/vfstab ファイルに追加しておきます。
/dev/dsk/c0t3d0s1 /dev/rdsk/c0t3d0s1 /export/home1 ufs 2 yes nolargefiles |
今までの Solaris オペレーティングシステムでは、大型ファイルは扱えません。クライアントが大型ファイルにアクセスする必要があるときは、NFS サーバのクライアントで実行されている Solaris のバージョンが 2.6 以上であることを確認してください。