クライアントのオペレーティングシステムタイプを判定する変数を、アーキテクチャタイプに結合します。
autofs の「OSREL」変数を CPU 変数と結合することによって、CPU タイプと OS リリースの両方を決める名前を作成することができます。
次のマップエントリを作成します。
bin aa:/export/local/bin/$CPU$OSREL |
バージョン 5.1 のオペレーティングシステムを実行している SPARC クライアントの場合、サーバから /export/local/bin/sparc5.1 をエクスポートし、同様に他のリリースもエクスポートする必要があります。オペレーティングシステムは実行可能形式での下方互換性を維持しようとするため、OS のリリースについては問題ないと想定し、このあとの例では、OS のリリースによる区別は省略します。
これまで、1 つのサーバ「aa」用のエントリを設定しました。大規模ネットワークでは、これらの共有ファイルを複数のサーバ間で複写したいという要望があります。NFS のトラフィックがローカルネットワークセグメントに限定されるよう、各サーバは、サービスを提供するクライアントに近いネットワークにある必要があります。