オートマウンタファイルに複数の層が定義されていると、マウントプロセスは多少複雑になります。上記の例の /etc/auto_shared ファイルを拡張して以下のエントリを追加したとします。
# share directory map for automounter # ws / gumbo:/export/share/ws /usr gumbo:/export/share/ws/usr |
この場合、/share/ws マウントポイントがアクセスされたときのマウントプロセスは基本的に最初の例と同じです。また、/share/ws ファイルシステムの中に次のレベル (/usr) へのトリガーノードを作成することにより、そのレベルがアクセスされたときに簡単にマウントできるようにします。
この例でトリガーノードが作成されるためには、NFS に /export/share/ws/usr が存在している必要があります。